2023.09.28
10月
今月の展望

【令和5年10月】九紫火気 壬戌 神無月の展望

◆◆◆「10月の展望」◆◆◆


10月8日~11月7日(神無月 寒露~立冬の前日迄)
二十四節気 「寒露」かんろ 「霜降」そうこう
今月の干支 「壬戌」みずのえ・いぬ
今月の九気 「九紫火気」きゅうし・かき

今月の二十八宿
 「角宿」かくしゅく、「東方青龍」とうほうせいりゅう、
日本名:すぼし、距星:おとめ座α
吉:衣類の裁断、着初め、棟上げ、酒造り、井戸掘り、婚礼、開店、神仏祭祀など
凶:葬式

■「壬」みずのえ・じん 陽の水 —————
壬の字は「妊」につながり、植物の内部に種子が生まれた状態をいいます。日本では「みずのえ」(水の兄)ともいいます。

■「戌」いぬ・じゅつ 陽の土 —————
「戌」は「滅」(めつ:「ほろぶ」の意味)で、草木が枯れる状態を表しているとされています。後に、覚え易くするために動物の犬が割り当てられました。
犬はお産が軽いとされることから、安産については、戌の日が吉日とされ、帯祝いなどにはこの日を選ぶ風習があります。

■「九紫火気」きゅうし・かき —————
●雑気● 南・火・熱・光・明・太陽・先見先知・名誉・表彰・栄転・昇格・受験・光明・灯明・陽炎・光線・照る・輝く・鏡・望遠鏡・写真・色彩・別離・切断・分離・脱退・除名・抗議・紛争・抗争・論争・結婚式・披露宴・綺麗・装飾・華美・見学・見物・権利・解決・裁判・鑑識・鑑定・測量・診察・火炎・放火・焼死・火葬など。
●天象● 雨のち晴れ・晴れのち雨。
●場所● 検査場・学校・神社仏閣・教会・祈祷所・図書館・博物館・映画館・ガソリンスタンドなど。
●事物● 証券・手形・証書・記録書類・原稿・契約書・許可書・領収書・教科書・免状・名刺・書籍・酒類・煙草・油・化粧品など。
●人事● 中年女性・智者・学者・医者・鑑定者・審判官・裁判官・参謀・顧問・理事・教員など。
●生理● 眼・視力・頭脳・血球・顔面・扁桃腺など。
●飲食● お茶・コーヒーなど。
●動物● 孔雀・鳳凰・雉・錦鶏鳥・金魚など。
●植物● 紫陽花・芍薬・牡丹・日葵・万両・南天など。

 

 

◆◆◆ 九紫火気中宮月まとめ ◆◆◆

○天候は、雨のち晴れ、晴れのち雨で比較的暖かい。
○頭の病、喉の病、頭痛、火傷、歯痛、扁桃腺、喘息、結膜炎などに注意。
○政治、教育、宗教問題、医療事故、船舶事故、薬品等の問題が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
〇家庭、交際、仲介、取引、愛情、健康、水に関する明るい話題。
▼政治、教育、宗教問題でのトラブルや不祥事などが懸念されます。
▼医療ミスや医薬に関する問題、船舶、海難事故、化学薬品の事故、ガス爆発、火災、裁判、訴訟問題などが懸念されます。
▼地震、爆発、火山の噴火、土砂崩れ、がけ崩れ、転落、落下、落石なども懸念されます。
▼相続、後継者問題、交代ごとでのトラブル事件も懸念されます。
▼経済、為替は声あって実なし、株価は安定。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た南東、南、北方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居から見た南東、南、北方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

 

 

◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆

私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。

何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。

〈今月の展望〉は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の〈まとめ〉には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。

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