2024.08.05
8月
今月の展望

【令和6年8月】八白土気月 壬申 葉月の展望

◆◆◆「8月の展望」◆◆◆


8月7日~9月6日(葉月 立秋~白露の前日迄)
二十四節気 「立秋」りっしゅう「処暑」しょしょ
今月の干支 「壬申」みずのえ・さる
今月の九気 「八白土気」はっぱく・どき

今月の二十八宿
「虚宿」きょしゅく、「北方玄武」ほっぽうげんぶ
日本名:とみてぼし、距星:みずがめ座β
吉:入学、習い事始め、家族団らんなど
凶:建築、婚礼、葬送
大凶:相談事
急ぎの事は慎重に行うこと

■「壬」みずのえ・じん 陽の水 —————
壬の字は「妊」につながり、植物の内部に種子が生まれた状態をいいます。日本では「みずのえ」(水の兄)ともいいます。

■「申」さる・しん 陰の土 —————
「申」は「呻」(しん:「うめく」の意味)で、果実が成熟して固まって行く状態を表しているとされています。後に、覚え易くするために動物の猿が割り当てられました。

「八白土気」はっぱく・どき —————
●雑気● 艮(丑寅)・北東・山・親族・身内・内輪・組織・同業者・家族・一時停止・曲がり角・終始・変化・継目・相続・節・変わり目・改革・改造・革命・引継ぎ・取次ぎ・切り替え・連結・接続・止む・断絶・打ち切り・停止・中止・閉店・再起・出直し・復活・交換・交代・移転・強欲・ケチ・貯蓄など。
●天象● 天候の変化・気候の変わり目など。
●場所● 交差点・踏み切り・橋・家屋・倉庫・物置・小舎・旅館・船宿・宿泊所・休憩所・停車場・駐車場・五重塔・山・山林・高台・土手・堤防・築山・崖・石垣・石段・階段・門・木戸・突き当たりの家・建て直しの家屋など。
●事物● 連続したもの・繋ぎ合わせたもの・積み重ねたもの・台の上のもの・積木・重箱・椅子・腰掛・縁台・机・テーブル・チョッキ・エレベーター・屏風・衝立・枕・改良品など。
●人事● 少男・親族・親子・相続人・後継者・肥った人・強欲の人・土建業者・旅館ホテル経営者・不動産業者・蓄財家・門番・守衛など。
●生理● 腰・関節・脊髄・耳・鼻・角膜・盲腸・ヘルニア・瘤など。
●飲食● 鍋物料理・丼物・貯蔵できる食品・など。
●動物● 牛・虎。
●植物● 芹(せり)・土筆(つくし)・筍・葛・馬鈴薯・百合根・八つ頭・茸類など。

 

 

◆◆◆ 八白土気中宮月まとめ ◆◆◆

○天候は、天候変化。
○脊髄・耳鼻の疾患・気管支炎・腋臭・関節炎などに注意。
○地震、交代事、整理、改造、崖崩れ、土砂崩れ、転落、落下、落石等の問題が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼猛暑、山の事故、土砂崩れ、崖崩れ、転落、落下、落石事故、地震、噴火、爆発などが懸念されます。
▼経済悪化、為替の乱高下、食中毒、遊興場でのトラブル事件、金銭トラブル、金融機関の不祥事事件なども懸念されます。
▼株価の乱高下、閣僚、官僚、公務員、官公署の不祥事事件、スポーツでのトラブル、後援・援助に関する問題、交通事故などが気になる月です。
▼医療・医薬品問題、医療ミス、政治、教育、宗教問題、船舶事故、薬品やガス爆発なども気になる月です。
▼凶悪・凶暴な事件、殺人事件、悪性の流行病なども気になる月です。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た南方位、北方位及び艮(北東)方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の中心から見た南方位、北方位及び艮(北東)方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

 

 

◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆

私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。

何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。

〈今月の展望〉は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の〈まとめ〉には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。

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