2024.03.28
4月
今月の展望

【令和6年4月】三碧木気 丁卯 卯月の展望

◆◆◆「4月の展望」◆◆◆


4月4日~5月4日(弥生 清明~立夏の前日迄)
二十四節気 「清明」せいめい 「穀雨」こくう
今月の干支 「戊辰」つちのえ・たつ
今月の九気 「三碧木気」さんぺき・もっき

今月の二十八宿
「箕宿」きしゅく、「東方青龍」とうほうせいりゅう
日本名:みのぼし、距星:いて座γ
吉:酒・しょうゆ造り、商品の仕入れ、契約、池や水路を構築、種まきなど
凶:婚礼、葬送

■「戊」つちのえ・ぼ 陽の土 —————
戊の字は「茂」に通じ、植物の成長が絶頂期にあるという意味で、十干の5番目に宛てられました。「つちのえ」(土の兄)ともいいます。

■「辰」たつ・しん 陽の土 —————
「辰」は『漢書』律暦志によると「振」(しん:「ふるう」「ととのう」の意味)で、草木の形が整った状態を表しているとされています。後に、覚え易くするために神話上の動物である龍が割り当てられました。

■「四緑木気」しろく・もっき —————
●雑象● 東・震・青・雷・春・声・虚・咳・驚き・口笛・進む・昇る・動く・現れる・揺れる・激しい・騒がしい・新しい・活発・若さ・焦り・希望・進出・発展・繁栄・明朗・復興・顕現・発明・発見・アイデア・企画・虚構・軽率・爆発・悲鳴・銃声・音楽・音響・宣伝・評判・叱咤・言訳・癇癪・叱責・失言・短気・立腹・憤慨・喧嘩・詐欺・漏電・火災など。
●場所● 講演会場・音楽会場・青果市場・電話局・発電所・火薬庫・射的場など。
●天象● 東風・雷雨・落雷・雷鳴・稲妻・地震・噴火・爆発など。
●事物● 音響装置・ラジオ・ステレオ・レコード・ピアノ・オルガン・三味線など。音の出るもの。
●生理● 肝臓・神経痛・痙攣・リウマチ・ヒステリーなど。
●人事● 長男・若者・青年・歌手・噺家・発明家・アナウンサー・青果商・寿司屋・庭師・詐欺師など。
●飲食● 若芽・野菜・海草・新茶・寿司・柑橘類・酢の物・酸っぱいもの。
●動物● 兔・蜂・蝉・蛙・百足・鈴虫・ひばり・ヒナ鳥など。
●植物● 青野菜・木の芽・植木・盆栽・みかんなど。

 

 

◆◆◆ 三碧木気中宮月まとめ ◆◆◆

○天候は、暖かく晴れの日が多い。
○病気は、肝臓、胃酸過多、神経痛、火傷などに注意。
○地震、落雷、火災、爆発、テロ、暴動、発砲事件、詐欺、広告宣伝、電気製品、野菜類、音楽、騒音、若者等が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼大風、突風、竜巻、地震、天変地異、大雨、洪水、水害(干ばつ水害)、火山の噴火雷などが懸念されます。
▼火災、山火事、爆発なども懸念される月です。また営業悪化、労働問題、土地不動産のトラブル、高齢のご婦人や女性が関係する事件事故、古い問題の再発なども懸念されます。
▼花粉症、感冒、コロナウィルス、悪性の流行病、感染症、食中毒などが気になる月です。
▼テロ、暴動、発砲事件、詐欺事件、旧悪露見、凶暴凶悪な事件、殺人事件、飛行機事故、鉄道事故、空港、鉄道のトラブルなども気になる月です。
▼行き違い、通信のトラブル、インターネット、SNSなどでのトラブル事件も気になる月です。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た東方位、西方位及び乾(北西)方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の中心から見た東方位、西方位及び乾(北西)方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

 

 

◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆

私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。

何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。

〈今月の展望〉は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の〈まとめ〉には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。

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