◆◆◆「1月の展望」◆◆◆
1月6日~2月3日(睦月 小寒~立春の前日迄)
二十四節気 「小寒」しょうかん 「大寒」だいかん
今月の干支 「乙丑」きのと・うし
今月の九気 「六白金気」ろっぱく・きんき
今月の二十八宿
「房宿」ぼうしゅく、「東方青龍」とうほうせいりゅう
日本名:そいぼし、距星:さそり座п
吉:婚礼、神事など祝い事全般。旅行、造作、衣類の裁断など
驕りや不遜は禁物
凶:訴訟、不倫など
■「乙」きのと・おつ 陰の木 —————
乙の字は、ジグザグな形を形取ったもので、そこから、種から出た芽が地上に出ようとして曲がりくねった状態の意味として、十干の2番目に宛てられました。日本では「きのと」(木の弟)ともいいます。
■「丑」うし・ちゅう 陰の土 —————
『漢書』律暦志によると「丑」は「紐」(ちゅう:「ひも」「からむ」の意味)で、芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を表しているとされています。また、指をかぎ型に曲げて糸を撚ったり編んだりする象形ともされています。後に、覚え易くするために動物の牛が割り当てられました。
■「六白金気」ろっぱく・きんき —————
●雑気● 乾(北西)・天・白・太陽・活動・多忙・健康・剛健・決断・膨張・大・円・信仰・施す・布施・賦与・後援・寄付・懐妊・充実・包容力・統率・投機・投資・相場・手形・規則・強硬・堅固・回転・循環・時計・地球儀など。
●天象● 晴天・青空など。
●場所● 城・神社・仏閣・教会堂・政府・官庁・警察・国会議事堂・防衛庁・運動場・競技場・野球場・交通機関・ビル・大きな建造物など。
●事物● 金・銀・瑠璃・真珠・金剛石・鉱石・球・冠・円い物・兜・時計・帽子・機械・歯車・頭巾など。
●人事● 天皇・聖人・高貴の人・首相・大臣・社長・主人・夫・父・目上・老人・祖先・団長・管長・僧侶・投資家・大人物・機械業・首脳など。
●生理● 頭・骨・心臓・左肺・動脈・血圧作用・手足の大骨・など。
●動物● ライオン・犬・牛など。
●飲食● 梨・栗・みかん・りんごなどの果実・牛肉など。
◆◆◆ 六白金気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、快晴。
○骨折・肺炎・心臓病・不妊症・肺結核などに注意。
○株、相場、閣僚、官僚、官庁、公務員、スポーツ、交通機関関係等の問題が話題になります。
≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼テロ、暴動、発砲事件、成年、若者による事件・事故、詐欺事件、旧悪露見などが懸念されます。
▼凶悪凶暴な事件、殺人事件、強盗・盗難事件、企業の倒産・破産問題なども懸念されます。
▼悪性の流行病、感染症、食中毒などが気になる月です。
▼大地震、天変地異などが懸念されます。
〇後援、援助問題、スポーツに関する話題などで明るい話題が期待できる。
〇株価は変化あるも比較的安定。
〇政治、教育、宗教、医療問題で明るい話題が期待できます。
≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た南東(巽)方位、北西(乾)方位及び南西(坤)方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の南東(巽)方位、北西(乾)方位及び南西(坤)方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。
◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
◆私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
◆何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。
◆〈今月の展望〉は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の〈まとめ〉には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。
◆人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。
◆「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。