2023.05.25
5月

令和5年(2023)5月28日 横浜善光寺「不動明王大祭」です。

■5月28日 横浜善光寺「不動明王大祭」です。■

横浜善光寺(よこはまぜんこうじ)は、横浜市港南区にあり、横浜市営日野公園墓地に隣接しています。曹洞宗の寺院で山号は成寿山(せいじゅざん)。信州善光寺の全国善光寺会に参加。

昭和44年、黒田白純(大田原市光真寺三十六世)を開山に招じ、村岡満義の開基によって創建されました。釈迦牟尼仏(釈迦如来)を御本尊とし、不動殿には大日如来と身代り不動明王が鎮座しています。

参禅会・書道会・写経会、仏典研究会等を主催していて、横浜善光寺留学僧育英会では海外留学僧の育成に尽力しています。

不動明王は大日如来の化身といわれ、大日大聖不動明王あるいは不動金剛明王無動尊とも呼ばれます。

一切の人々を救うまではここを動かじ」という仏の御心を表現し、釈尊が「我、悟りを開くまではこの場を立たず」と決心して菩提樹下に座した時、襲来する魔類を降魔の印を結び降伏せしめたという伝記があり、その際の釈尊の内証を表現した姿であるともいわれています。
五大明王の筆頭として、激しく燃え盛る炎「迦楼羅炎(かるらえん)」を背後にし、右手には「降魔の剣(利剣。正しい仏教の智慧で迷いや邪悪な心を断ち切る)」、左手には「(羂索。悪い心をしばり善心をおこさせる)」をもち、足下の「磐石(ばんじゃく)」は、迷いのない安定した不動の心を表します。

また矜羯羅(こんがら)や制咤迦(せいたか)の二童子を初めとした八大童子などを脇侍としています。

横浜善光寺のお不動様は、波切不動(なきりふどう)尊の姿の立像です。「水難除け」はもとより、「諸災消除」「諸願成就」を叶え、「身代り不動明王」として祀られています。

横浜善光寺の不動殿では、8の付く縁日に御祈祷を致します。
特に5月28日は不動明王大祭です。「諸災消除」「諸願成就」「身代り不動明王」の御祈祷にお出かけください。

御真言:ノウマクサンマンダ バザラ ダンセンダ マカロシャダ ソハタヤ ウンタラタ カンマン

横浜善光寺
◇ 神奈川県横浜市港南区日野中央1-12-9
◇公式サイト:https://zenkouji.net

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

昭和になってからの開基で、比較的新しい御不動さまです。近年甚大なご利益があったとの評判もあり、今の時代に合っているのかもしれません。5月28日の御祈祷に参列されては如何でしょう。
何か感じるものがある方はご縁があるのかもしれません。
季節の変わり目です。皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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