◆◆◆「10月の展望」◆◆◆
10月8日~11月6日(神無月 寒露~立冬の前日迄)
二十四節気 「寒露」かんろ「霜降」そうこう
今月の干支 「丙戌」ひのえ・いぬ
今月の九気 「三碧木気」さんぺき・もっき
今月の二十八宿
「星宿」せいしゅく、「南方朱雀」なんぽうすじゃく
日本名:ほとほりぼし
距星:うみへび座α
一般には用いない日
凶:婚礼、新規事業、葬送、葬送すると不幸が重なる
■「丙」ひのえ・へい 陽の火 —————
丙の字は、脚が張り出た台を形取ったもので、そこから、芽が地上に出て葉が張り出て広がった状態の意味として、十干の3番目に宛てられました。「ひのえ(火の兄)」ともいいます。
■「戌」いぬ・じゅつ 陽の土—————
「戌」は「滅」(めつ:「ほろぶ」の意味)で、草木が枯れる状態を表しているとされています。後に、覚え易くするために動物の犬が割り当てられました。
犬はお産が軽いとされることから、安産については、戌の日が吉日とされ、帯祝いなどにはこの日を選ぶ風習があります。
「三碧木気」さんぺき・もっき —————
●雑気● 東・震・青・雷・春・声・虚・咳・驚き・口笛・進む・昇る・動く・現れる・揺れる・激しい・騒がしい・新しい・活発・若さ・焦り・希望・進出・発展・繁栄・明朗・復興・顕現・発明・発見・アイデア・企画・虚構・軽率・爆発・悲鳴・銃声・音楽・音響・宣伝・評判・叱咤・言訳・癇癪・叱責・失言・短気・立腹・憤慨・喧嘩・詐欺・漏電・火災など。
●場所● 講演会場・音楽会場・青果市場・電話局・発電所・火薬庫・射的場など。
●天象● 東風・雷雨・落雷・雷鳴・稲妻・地震・噴火・爆発など。
●事物● 音響装置・ラジオ・ステレオ・レコード・ピアノ・オルガン・三味線など。音の出るもの。
●生理● 肝臓・神経痛・痙攣・リウマチ・ヒステリーなど。
●人事● 長男・若者・青年・歌手・噺家・発明家・アナウンサー・青果商・寿司屋・庭師・詐欺師など。
●飲食● 若芽・野菜・海草・新茶・寿司・柑橘類・酢の物・酸っぱいもの。
●動物● 兔・蜂・蝉・蛙・百足・鈴虫・ひばり・ヒナ鳥など。
●植物● 青野菜・木の芽・植木・盆栽・みかんなど。
◆◆◆ 三碧木気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、暖かく晴れの日が多い。
○病気は、肝臓、胃酸過多、神経痛、火傷などに注意。
○地震、落雷、火災、爆発、テロ、暴動、発砲事件、詐欺、広告宣伝、電気製品、野菜類、音楽、騒音、若者等が話題になります。
≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼大風、突風、竜巻、台風、大雨、雷雨、洪水などが懸念されます。
▼線状降水帯による大雨、水害、水の事故、自然災害の注意。
▼通信トラブル、貿易でのトラブル、航空機の事故、船舶の事故、医療ミス、政治、教育、宗教問題なども懸念されます。
▼石油、ガスによる事故、化学薬品による事故、家出、策謀、スパイ事件、保証問題などが懸念されます。
▼感冒、新型コロナ、インフルエンザ、ウィルス性の病、企業の倒産、破産問題なども気になる月です。
〇株価は不足あるも安定、スポーツに関する明るい話題が期待、為替・経済は変化あるも安定。
≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た東方位、西方位及び巽(南東)方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居から見た東方位及び西方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。
◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
◆私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
◆何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。
◆〈今月の展望〉は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の〈まとめ〉には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。
◆人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。
◆「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。