■11月26日「三の酉(さんのとり)」です。■
「酉の市」は、11月の酉の日に行われる鷲神社(おおとりじんじゃ)の祭礼に立つ市を指します。正式には酉の市と書いて「とりのまち」と読み、酉の祭(とりのまち)、大酉祭とも。「おとりさま」と呼ばれ親しまれています。
最初の酉の日を「一の酉」次の酉の日を「二の酉」その次を「三の酉」といいます。最初の酉の日を「一の酉」次の酉の日を「二の酉」その次を「三の酉」といいます。
「一の酉」は、11月2日(月)
「二の酉」は、11月14日(土)
「三の酉」は、11月26日(木)
長い歴史を持つ神祭「酉の市」は、春を迎える神事祭礼で、来る年の開運、授福、殖産、除災、商売繁昌をお祈りするお祭です。開催時間は午前0時~午後24時まで。午前0時の一番太鼓と共に市が始まり、丸一日間執り行われます。
鷲は獲物を「ワシヅカミ」にします。その爪を模したものが「熊手:くまで」とか。「福徳をかき集める」「福をとり(酉)こむ」「かきこむ」「はきこむ」という招福の縁起物として、農具の熊手、おかめ、入り船などが売られます。
境内は「縁起熊手」「かっこめ」を求める人で賑わいます。熊手商と「買った負けた」とのやり取りを楽しんだあと、商談が成立すると威勢よく江戸締めによる「手締め」が打たれます。
気に入った熊手を見付け、その金額をまけさせ、その分を店側に「ご祝儀」として渡すのが粋な買い方。手締めはこのご祝儀に対して行われます。結局のところ定額を支払っていることになるわけですが・・・・。
始めは小さなものを求め、年々大きくしてゆきます。
酉の市は東京都台東区「鷲神社」、新宿区「花園神社」など、関東地方各地の社寺で行われます。
酉の市(三の酉)
◇鷲神社:http://www.otorisama.or.jp/
◇花園神社:http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/
◇酉の市:http://www.torinoichi.jp/