■5月12日「看護の日」です。■
5月12日は「看護の日」です。別名「ナイチンゲールの日」とも呼ばれます。毎年5月12日を含む週の日曜から土曜までが「看護週間」です。
5月12日は、「近代看護」を築いた「フローレンス・ナイチンゲール」の誕生日です。国際看護師協会(本部:ジュネーブ)は、昭和40年(1965)から、この日を「国際看護師の日(International Nurses Day)」に定めています。
来たる高齢化社会を支えていくためには、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、私たち一人ひとりが分かち合うことが必要です。こうした心を、老若男女を問わず誰もが育むきっかけとなるよう、平成2年(1990)、日本でも「看護の日」が制定されました。市民・有識者による「看護の日の制定を願う会」の積極的な働きかけが制定のきっかけでした。
「看護の日」のメインテーマは「看護の心をみんなの心に」。看護の仕事に気軽に触れられる楽しい行事が、全国各地で行なわれます。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
日本では世界に先駆けて高齢化が加速しています。一人ひとりがケアの心を持てば、お年を召された方でも住みよい社会になることでしょう。
武漢肺炎が猛威をふるっていたころ、医療機関が機能不全に陥る地域も続出しました。現場で奮闘している医師や看護師をはじめとする医療従事者には声をかけることしかできず、歯がゆい思いを抱きました。非常時のみならず平時にも、私たちの医療を支えてくれている彼らに尊敬と感謝の念を伝えていきたいと思います。
筆者敬白