2025.04.28
5月
記念日・~の日・~週間

令和7年(2025)5月5~11日「児童福祉週間(じどうふくししゅうかん)」です。

■5月5~11日「児童福祉週間(じどうふくししゅうかん)」です。■

厚生労働省では「こどもや家庭、こどもの健やかな成長について国民全体で考える」ことを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間(じどうふくししゅうかん)」と定めています。

もともとは各地の福祉団体が5月初頭に「兒童福祉週間」「兒童愛護週間」などとして実施していた活動について、厚生省(当時)が「児童福祉法(じどうふくしほう)」の周知を目的として昭和23年(1948)から「児童福祉週間」として実施したもの。

「児童福祉法」は、「児童が良好な環境において生まれ、且つ、心身ともに健やかに育成されるよう、保育、母子保護、児童虐待防止政策を含むすべての児童の福祉を支援すること」を目的として、昭和22年(1947)に公布されました。

その後、昭和54年(1979)のユネスコ「国際児童年」、その10年後の国際条約「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」の採択など、「子どもの人権」を意識的に守っていこうとする時代の流れに合わせて、児童虐待対策などに関する改正が重ねられています。

一方、令和4年(2022)、こども施策を総合的に推進することに関する法律「こども基本法」が成立し、担当組織として、令和5年(2023)「こども家庭庁」が発足しました。

「児童福祉週間」の期間中、関係省庁や地方自治体が「児童福祉」の理念の普及・啓発のための行事を行なうほか、国営公園などの無料入園が実施されます。

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