2024.05.23
5月

令和6年(2024)5月27~28日 福岡、筥崎宮「さつき大祭」です。

■5月27~28日 福岡、筥崎宮「さつき大祭」です。■

筑前国一宮「筥崎宮(はこざきぐう)」「筥崎八幡宮」とも呼ばれ、「応神天皇(おうじんてんのう=八幡大神)」を主祭神とし、「神功皇后(じんぐうこうごう=応神天皇の母)」「玉依姫命(たまよりひめのみこと=海の神、神武天皇の母)」を配祀する式内社です。宇佐八幡宮、石清水八幡宮とともに「日本三大八幡宮」のひとつ。

延喜21年(921)醍醐天皇が神勅(しんちょく)により「敵国降伏」の宸筆(しんぴつ)を下賜され、この地に社殿を建立。延長元年(923)筑前大分宮(穂波宮)より遷座したと伝わります。創建後は「祈りの場」として朝野を問わず篤い崇敬を集め、海外との交流の門戸として重要な役割を果たしました。

蒙古襲来の折り「神風」が吹いて未曾有の困難に打ち勝ったことから「厄除・勝運」の神としても有名です。後世では足利尊氏、大内義隆、小早川隆景、豊臣秀吉などが参詣し八幡大神の御神徳を仰ぎました。

江戸時代には福岡藩初代藩主・黒田長政以下、歴代藩主も崇敬篤く、明治18年(1885)官幣中社に、大正3年(1914)には官幣大社に社格を進め、全国から崇敬を集めます。「玉せせり」「放生会」などの大祭が行なわれ広く親しまれています。

「さつき大祭」は、日露戦争で日本海海戦に勝利したのを記念した祭りで、毎年5月27、28日に行なわれます。

「さつき大祭」…… 5月27日は、日本海海戦記念日であります。この佳き日にあたり、日本海海戦の偉業を追憶し、わが国の隆昌と世界平和を祈念するとともに、健全な海洋思想の普及向上を期する目的で「日本海海戦記念大会」の奉祝行事を執り行います。海戦における数多くの彼我戦没者勇士の御霊をはじめ、産業・貿易・漁業の目覚ましい発展に伴い、その陰で尊い犠牲となられた、海洋殉難者の慰霊式も併せて行っております。また28日は氏子敬老祭を行います。(「筥崎宮」公式サイトより)

筥崎宮
◇福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
◇市営地下鉄「箱崎宮前駅」すぐ
◇JR鹿児島本線「箱崎駅」徒歩10分
◇公式サイト:https://www.hakozakigu.or.jp

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