2024.05.11
5月

令和6年(2024)5月15日「京都 葵祭(あおいまつり)」です。

■5月15日「京都 葵祭(あおいまつり)」です。■

京都の三大祭のひとつ「葵祭」は、賀茂御祖神社(下鴨神社)と、賀茂別雷神社(上賀茂神社)で、正式には「賀茂祭」で、本来は陰暦4月の酉の日に行なわれる例祭でした。現代では5月15日(陰暦4月の中の酉の日)に行なわれる例祭で、石清水八幡宮の「南祭」に対し「北祭」ともいいます。

庶民の祭りである「祇園祭」に対して、賀茂氏と朝廷の行事として行なっていたのを貴族たちが見物に訪れる「貴族の祭」となりました。平安時代「祭」といえば「賀茂祭」のことをさしました。

祭では、葵の花を飾った平安後期の装束での行列が有名。勅使から斎王代まで、平安時代の貴族を再現し、京都御所から下鴨神社を経由して上賀茂神社まで8キロの道のりを約500名が行列します。

源氏物語には「葵の上」と「六条御息所」が見物の場所争いをしたとあります。現代では、この雅な行列をひと目見ようと人々の壮絶な場所取り合戦が繰り広げられます。

下鴨神社
◇公式サイト:https://www.shimogamo-jinja.or.jp
上賀茂神社
◇公式サイト:https://www.kamigamojinja.jp

葵祭り巡航
◇京都御所・出発 10:30→堺町御門→丸太町通→河原町通
◇下鴨神社・到着 11:40
◇社頭の義・出発 14:20→下鴨本通→洛北高校前→北大路通→北大路橋→賀茂川堤
◇上賀茂神社・到着 15:30

◆「葵祭」(京都市):https://ja.kyoto.travel/event/major/aoi/

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

「葵祭」は京都三大祭りのひとつ。祭の見どころは路頭の儀(行列)で、勅使をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発します。総勢500余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台の風雅な王朝行列は平安時代にいざないます。
絶好の祭り日和です。是非お出かけ下さい。もうすぐ梅雨です。季節の変わり目です。
お体ご自愛専一の程筆者敬白

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