■5月20日「酒田まつり」です。■
庄内三大祭り(酒田祭り、鶴岡天神祭、大山犬祭り)のひとつ「酒田祭(さかたまつり)」は、「上日枝神社」と「下日枝神社」の例祭で、毎年5月19日から21日まで、酒田市を中心に行なわれます。シンボルにもなっている巨大な獅子頭と山車が、市内中心部を練り歩きます。
この祭は江戸時代から続く祭りで、古くは「山王祭(さんのうまつり)」と呼ばれました。明治末頃に電線が設置されるまでは、とてもに背の高い山車が練り歩くことで有名でしたが、昭和51年(1976)酒田市に大火が起こり、その後の復興を機に名称を「酒田祭」に改めました。
「上日枝神社」は、貞観17年(875)近江国坂本鎮座山王宮(日吉大社)を勧請し、酒田港に神幸して袖の浦に御旅所を構え鎮座。後、御城内(亀ヶ崎城)に奉遷。寛永13年(1636)より現在地に位置。通称「上の山王さん」として親しまれています。
「下日枝神社」は、酒田の産土神、酒田まつり(山王祭)の主神。山王の杜の豊かな緑に囲まれた随神門、社殿などの素晴らしい規模と細工を誇ります。通称「下の山王さん」と呼ばれ親しまれています。
開催地
◇山形県酒田市中町周辺
◆酒田観光物産協会:https://sakata-kankou.com
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
見どころは5月20日の山車行列、御渡行列です。酒田市内を中心に巡航します。お出かけの際には観光物産協会にお問い合わせ下さい。この頃、東北地方はつつじの開花時期です。外路地などでとても和やかな街並みを見ることが出来ます。
もうすぐ梅雨の時期です。入梅前に東日本大震災から、復興を成し遂げつつある東北観光は如何でしょうか。
筆者敬白