■5月25日「東京、湯島天神祭」です。■
「湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)」は、雄略天皇の御宇2年(458)勅命により創建と伝わります。
通称は「湯島天神(ゆしまてんじん)」、旧称「湯島神社(ゆしまじんじゃ)」。旧社格は府社。現在は神社本庁の別表神社。平成12年(2000)3月31日「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称。関東地方の天神様としては最も古い歴史を有します。
「天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)」を祀っていましたが、正平10年(1355)郷民が「菅原道真公」を慕って文道の大祖と崇め合祀して「天満宮」となりました。文明3年(1478)太田道灌(おおたどうかん)がこれを再建、天正18年(1595)徳川家康公が江戸城に入るに及び、特に崇敬篤く、翌19年に豊島郡湯島郷の内五石の朱印地を寄進されました。
「天神祭(てんじんまつり)」と呼ばれる例大祭では、神輿渡御・白梅太鼓奉納の他、江戸里神楽・生花展・盆栽展などが開かれ、露店も夜遅くまで賑わいます。
湯島天満宮
◇東京都文京区湯島3-30-1
◇地下鉄千代田線「湯島駅」徒歩2分、銀座線「上野広小路」徒歩5分
◇都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」徒歩5分
◇JR山手線「御徒町駅」徒歩5分
◇公式サイト:https://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
5月の江戸の祭りといえば「三社祭り」「神田祭り」が有名です。上野の五條天神祭、湯島天神祭は、梅雨入り前の祭礼で、天候に恵まれないこともあります。
季節の変わり目です。お出かけの際には、お体ご自愛専一の程
筆者敬白