■3月12日「奈良、東大寺二月堂 お水取り」です。■
「二月堂お水取り」は、3月1日より14日間に行われる渡っておこなわれる修二会(しゅにえ)の中の行事のひとつです。
天平勝宝4年(752)二月堂開祖「実忠和尚:じっちゅうおしょう」が、笠置山に参籠して、夢の中で十一面観音悔過(けか)の行法を拝み、これを人間界に移して行おうとしたのが祭の始めと伝わります。
1日から14日までの夜、梵鐘を合図に大きな籠松明(かごたいまつ)が練行衆によって、二月堂の廻廊で振り回されます。これを「おたいまつ」といいます。群集は争ってこの松明から出る火の粉を浴び、厄除けの呪いとします。
天平勝宝4年(752)二月堂開祖「実忠和尚:じっちゅうおしょう」が、笠置山に参籠して、夢の中で十一面観音悔過(けか)の行法を拝み、これを人間界に移して行おうとしたのが祭の始めと伝わります。
1日から14日までの夜、梵鐘を合図に大きな籠松明(かごたいまつ)が練行衆によって、二月堂の廻廊で振り回されます。これを「おたいまつ」といいます。群集は争ってこの松明から出る火の粉を浴び、厄除けの呪いとします。
12日の行事の最後は「韃陀(だったん)の行法」。重さ8キロの籠松明が内陣を激しく巡り、床板に投げつけられる荒行です。
13日の午前1時半過ぎから、呪師以下練行衆が井戸に下り、香水(こうずい)を汲み取って十一面観音に供えます。これを「お水取り」といいます。
東大寺
◇奈良県奈良市雑司町406-1
◇JR・近鉄「奈良駅」バス「大仏殿春日大社前」徒歩5分
東大寺公式Web:http://www.todaiji.or.jp/
公式HP二月堂:http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance6.html
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
再掲載:3月1日「東大寺二月堂修二会」にも掲載
再掲載:3月1日「東大寺二月堂修二会」にも掲載
1、二月堂本堂(舞台も含む)は三脚の使用はできません。また、お百度を回っておられる信者さんにカメラを向けたり、巡礼の邪魔をしないよう、ご協力のほどよろしくお願い致します。
2、24時間参拝可能ですが、夜間は本堂正面で騒いだりしないようご注意下さい。
有数の観光地ですが、観光客のモラルのない行動がうかがえます。みなさんは非礼のないように参内ください。
来週には「春分」です。毎年この頃、雪が降ることがあります。昨年・一昨年には「名残り雪」が降りました。今年は例年にない豪雪でした。
「寒の戻り」で、お風邪などひかないよう暖かくしてお出かけください。
皆様、時節柄お体ご自愛専一の程
筆者敬白