2026.03.13
3月
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令和8年(2026)3月20日「上野動物園開園記念日」です。

■3月20日「上野動物園開園記念日」です。■

「上野動物園(うえのどうぶつえん)」は、明治15年(1882)3月20日に日本初の近代動物園として「上野公園」内に開園しました。また同じ日に「東京国立博物館」も開館しました。正式名称は「東京都恩賜上野動物園(とうきょうとおんしうえのどうぶつえん)」です。「恩賜」とは、天皇陛下や皇族などから贈られたの意。この土地はもともと宮内庁管理でしたが、戦前に東京市に贈られました。

上野公園は、江戸時代、三代将軍「徳川家光」の命により、幕府と関係の深かった天台宗の僧侶「天海(てんかい、慈眼大師)」によって建立された「東叡山寛永寺(とうえいざんかんえいじ)」の境内跡にあります。36万坪の静かな森で、大噴水のあたりは「竹の台」と呼ばれ、根本中堂を中心に多数の堂塔が点在していました。

現在、かつての境内の大部分は上野公園となっています。動物園の園内には、寛永16年(1639)に再建された「旧寛永寺五重塔」(国の重要文化財)や、「藤堂高虎(とうどうたかとら)」が建てた茶室「閑々亭(かんかんてい)」(明治11年(1878)再建)といった歴史的建造物があります。

幕末の慶應4年(1868)「戊申戦争(ぼしんせんそう)」の「彰義隊(しょうぎたい)」の戦いで上野の山のほとんどが焼失。のちに陸軍用地や病院建設予定地となりましたが、外国人医師のオランダ人が現地を見聞し、景観の良さから公園にするよう明治政府に進言。そして明治6年(1873)日本の「公園」第1号として一般公開に至りました。

動物園は、農務省の博物館(東京国立博物館)の付属施設として開設されました。明治19年(1886)に宮内省管轄。大正15年(1926)上野公園とともに、皇太子(昭和天皇)ご成婚記念として東京市に下賜されました。現在は東京都建設局が所管しています。

開園当時の面積は約1万坪(約3万3000平方メートル)で、クマ、サル、キツネ、タヌキ、水鳥、小鳥などを飼育していましたが、現在では敷地面積も15万平方メートルとなり、ジャイアントパンダ(※2026年1月、中国に返還)やスマトラトラ、ニシローランドゴリラなどの希少動物を始め、国内外の動物園の協力を得て、野生動物の保護と繁殖にも取り組み、約300種の動物を飼育しています。

上野動物園といえばパンダです。日中国交回復を記念して中国からジャイアントパンダが日本に贈られたのは、昭和47年(1972)のこと。ランラン(蘭蘭)とカンカン(康康)の一般公開初日(11月5日)は、夜明け前から1km以上もの行列ができました。この日の総入園者数は5万5672人。2時間半も並んで、パンダを見ることができたのはわずか1分間でした。

3月20日の開園記念日は無料となります。ほかに、上野動物園の無料開園日は
・開園記念日(3月20日)
・みどりの日(5月4日)
・都民の日(10月1日)

・こどもの日(5月5日)はすべての中学生が無料(「小学生以下」および「都内在住・在学の中学生」は5月5日にかぎらず無料)
・老人週間(9月15日~9月21日)期間中は、60歳以上の方とその付添者(1名)が無料

恩賜上野動物園
◇京都台東区上野公園9-83
◇JR、東京メトロ、京成電鉄「上野駅」徒歩5分
◇公式サイト「東京ズーネット」:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/

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