■3月16日 西宮、廣田神社(ひろたじんじゃ)「御例祭(ごれいさい)」です。■

兵庫県西宮市大社町に鎮座する「廣田神社(ひろたじんじゃ)」は、兵庫県第一の古社です。式内社で旧社格は官幣大社(かんぺいたいしゃ)。朝廷より篤い崇敬を受け、延喜式神名帳では名神大社に列し、22社の1社とされました。

主祭神に
「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の「荒魂(あらみたま)」である「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかいつひめのみこと)」
を祀り、脇殿に
「住吉大神(すみよしのおおかみ)」
「八幡大神(はちまんおおかみ)」
「武御名方大神(たけみなかたのおおかみ)」
「高皇産霊神(たかみむすひのかみ)」
を祀ります。

廣田神社は「伊勢大神宮御同体」の兵庫県下第一の御社格御由緒の大社として崇敬を集めていたことから、平安京より西にある特別な神社として「西宮(にしのみや)」とも呼ばれ、地名の由来となりました。
中世には「西宮参拝」「西宮下向(げこう)」と称して、国家の神事を司った神祇官の歴代長官や公家、五山の僧侶たちがこぞって参詣しました。
古くから「和歌の神」としても信仰され、境内では何度も「歌合(うたあわせ)」が行なわれてきました。今日でも当時の物語や和歌、今様、漢詩など、その足跡を見ることができます。

近年ではスポーツ、学業、受験の神様として篤く信仰され、西宮市の阪神甲子園球場を本拠地とする阪神タイガースが、毎年、必勝祈願のため参拝することでも有名です。
約53,000平方mの広大な境内には、「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」の群落があり、春先、一斉に花を咲かせます。古くから「廣田のツツジ」として親しまれ、毎年4月上旬には「つつじまつり」が開催されます。環境の変化の影響を受けているため、県の天然記念物に指定され保全活動が行なわれています。
◆御例祭「ためしのみまつり」
「御例祭(ごれいさい)」は「ためしのみまつり」とも呼ばれ、年間750におよぶ廣田神社の祭典のなかで、「大田植え(御田植神事)」や「探湯神事(くがたちしんじ)」とともに最も重要な祭祀です。詩吟最大会派の吟道哲山流宗家の奉詠や三曲(尺八・琴)が奉納されます。

廣田神社(広田神社)
◇兵庫県西宮市大社町7番7号
◇阪急「西宮北口駅」、JR「西宮駅」からバス
◇公式サイト:https://www.hirotahonsya.or.jp
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
兵庫県や阪神地区では盛大な廣田神社の例祭です。
祭礼にお出掛けの際には時節柄、お風邪などお召しにならないようにお体ご自愛専一の程
筆者敬白







