2024.02.28
3月
記念日・~の日・~週間

令和6年(2024)3月1~7日「春の全国火災予防運動」です。

■3月1~7日「春の全国火災予防運動」です。■

3月1日、恒例の「春の全国火災予防運動」が始まります。3月1日から7日までの7日間、実施されます。

全国火災予防運動は火災予防の意識を一層高めるとともに、火災の発生・拡大を防止し、火災から尊い生命と貴重な財産を守ることを目的としています。全国各地で消防署員や地元消防団員による建物への立入査察、住宅防火診断、防火講演会、防災訓練などが行われます。

◇火災予防運動の起源◇
米国における火災予防運動は、1911年10月9日合衆国全土にわたってはじめて行われた「火災予防デー」が起源。日本もこれにならって火災予防運動が行われるようになりました。

米国の火災予防デーは、250人もの死者を出した1871年10月8日の「シカゴ大火」40周年に際し、あらためて火災予防の必要性を広めようと、北米ファイヤーマーシャル協会の提案に基づいて始められたそうです。

日本でも、大正15(1926)年9月に、全国消防組組頭大会(ぜんこくしょうぼうぐみ くみがしらたいかい)が初めて明治神宮外苑の日本青年館で開かれるなど、米国の火災予防デーをならい全国一斉に防火デーを設けようとする気運が高まりましたが、当初は各地の組織などが独自に防火運動に取り組んでいました。

全国統一防火運動のきっかけになったのは、昭和2年(1927)3月7日に発生した北丹後地震でした。丹後北西部を襲ったマグニチュード7.5の巨大地震は、全半壊した住宅12,548戸、焼失家屋3,711戸、死者・行方不明者2,925人という非常に大きな被害をもたらしました。その後、各自治体が協力して防火運動を行うようになり、昭和20~30年代に全国的な取り組みとなっていきました。

現在、春の火災予防運動は3月1~7日、秋の火災予防運動は11月9~15日(開始日の11月9日は「119番の日」にちなむ)の期間に、全国火災予防運動実施要綱(総務省消防庁)に基づいて、各自治体がそれぞれの気候条件などに合わせて実施しています。

日ごろ、火災に対する注意や警戒は忘れがちです。春と秋に行われる火災予防運動を機に、一人ひとりが防火の重要性を自覚しましょう。日常生活での防火を実践することにくわえて、防火行事やイベントに積極的に参加して防火に対する正しい知識・技能の習得に努めることも大切です。
住民、事業所の関係者及び消防機関が一体となり、火災予防を推進し、火災による死傷者の発生や財産の損失を防ぎましょう。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

福井の「左義長祭り」や東大寺の「二月堂修二会」などこの時期に火祭りが続きます。陰陽五行説では金気と火気、火剋金。火を使い金属を剋する(剋する:コントロールする)とあります。
ともあれ皆さん、いつまでもあると思うな「親」と「金」、ないと思うな「運」と「災難」です。近年の災難といえば地震、津波、豪雨、豪雪、竜巻といった自然災害のほか、泥棒やサイバー犯罪などいろいろありますが、まずは火災予防です。昔「火廻要慎」、今「火の用心」、今も昔もお出掛け前の火の始末!
『火の用心 ことばを形に 習慣に』
筆者敬白

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