■6月15日「弘法大師誕生会」です。■

「弘法大師(こうぼうだいし)」の名で知られる平安時代初期の僧、真言宗の開祖「空海(くうかい)」は、日本天台宗の開祖「最澄(さいちょう:伝教大師)」とともに、奈良仏教から平安仏教へと日本仏教が転換する流れの劈頭において活躍しました。

空海は、宝亀5年(774)6月15日、讃岐国多度郡(たどぐん)屏風浦の豪族「佐伯田公(さえきのたぎみ)」と「玉依御前(たまよりごぜん)」のあいだに生まれたと伝わります。幼名「佐伯真魚(さえきのまお)」。空海が誕生したとされる6月15日は、中国密教の大成者「不空金剛(ふくうこんごう):不空三蔵」の入滅の日で、空海は「不空の生まれ変わり」といわれています。
「能書家(のうしょか)」としても知られ、「第52代嵯峨天皇(さがてんのう)」「橘逸勢(たちばなのはやなり)」とともに「三筆(さんぴつ)」のひとりに数えられます。

毎年6月15日、真言宗の各寺院では宗祖空海の誕生日を祝う法会が行なわれます。ちょうど新緑の季節であることから「青葉まつり」とも呼ばれます。
誕生の地に空海自ら建立した寺として全国に知られる「善通寺(ぜんつうじ)」では、宗祖の徳を讃え、100種の供物を供えるなどする法会「弘法大師御誕生会(こうぼうだいしごたんじょうえ)」が執り行なわれます。
令和5年(2023)は「弘法大師御誕生1250年記念大法会」として、4月から全国各地の空海ゆかりの寺社で法要が行なわれ、最終日には善通寺にて御誕生会が執り行なわれました。
善通寺
◇香川県善通寺市善通寺町3-3-1
◇JR「善通寺駅」徒歩20分
◇高松自動車道「善通寺IC」10分
◇公式サイト:https://zentsuji.com
◆「空海NAVI」(善通寺市観光協会):https://www.kukainavi.com







