■6月1日「写真の日」です。■
公益社団法人日本写真協会は昭和26(1951)年に、梅本貞雄らによる「写真の日制定委員会」を開き、6月1日を「写真の日」と制定しました。
日本に写真が渡来したのは嘉永(1848~1854)年間で、最初にダゲレオタイプ(銀板写真)の撮影が成功したのは、安政4(1857)年9月17日に、薩摩藩士の市来四郎、宇宿彦右衛門らが藩主島津斉彬を撮影したもので、現在鹿児島の尚古集成館に保存されています。
文化庁は平成11(1999)年4月、島津斉彬を撮影した銀板写真を写真としては初の重要文化財に指定しました。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
スマホ全盛の現代ではインスタグラムに代表されるように、写真を見ない日は無いと言っても過言ではありません。写真は生活には欠かせないツールになっています。
当たり前になっている事柄でも、技術発展のルーツを知ってより豊かな社会生活を送りましょう。
筆者敬白