2026.07.09
7月
雑節・歴注・撰日

令和8年(2026)7月16日「お盆 送り火」です。

■7月16日「お盆 送り火」です。■

「送り火(おくりび)」とは、お盆の期間に「迎え火(むかえび)」でお迎えした先祖の霊を送り出す行事です。

一般的に、迎え火を行なったときと同じ玄関先などで行ないます。多くの場合、7月16日の17時~19時(酉の刻)に行ないます。この日を「お盆の送り日」とも呼びます。近年世知辛いご時世、なかなか都合がつかない方は、前日15日に「送り火」をしても構いません。

地域によっていろいろな風習があります。東京などの都市部では、迎え火や送り火の火を「またぐ」という文化があります。焚いている「麻幹(おがら)」の上を3回「またぐ」ことで「病気から身を守ること出来る」と考えられてきたようです。また、迎え火、送り火を焚くときには、自分の宗派のお経(お題目)を唱えたり、地域に伝わる言葉を唱えることもあります。

お盆の最後の日、先祖の霊が無事にあの世へ戻れるよう、送り火を焚いたり、海や川にお供え物や舟を流したりして送り出します。「精霊流し(しょうりょうながし)」「精霊送り(しょうりょうおくり)」などといいます。京都の「五山送り火」も精霊送りのひとつです。

盆の期間に集団で踊る「盆踊り」は、もともとは盆に迎えた祖霊、精霊を慰め、死者の世界にふたたび送り返すための行事だったとされています。中世以後は「念仏踊り(ねんぶつおどり)」の流行に伴って、各地で多彩な盆踊りが生まれました。現在も新しく盆踊り大会を始める所があるなど、夏休みの大きなイベントのひとつになっています。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

お盆の最後の行事です。お盆は、迎え火から送り火まで一緒に過ごした先祖の霊をにぎやかに送り返す仏教行事でしたが、近年では海外旅行などでバカンスを過ごす期間になっている方も多いことでしょう。ひとときでも先祖に思いを馳せて、墓参などに出向きたいものです。
季節の変わり目です。皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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