2023.07.14
7月
国民の休日

令和5年(2023)7月17日「海の日」です。

■7月17日「海の日」です。■

海の日」は以前「海の記念日」と呼ばれていました。海の記念日は、明治3年(1876)明治天皇の東北地方巡幸の際、灯台巡視用の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことにちなみ、昭和16年(1941)に逓信大臣の提唱により制定されました。

その後、平成7年(1995)7月20日が「海の日」となり、平成15年(2003)年のハッピーマンデー制度により、7月の第3月曜になりました。国民の祝日に関する法律では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としています。世界の国々の中で「海の日」を祝日としている国はなんと唯一日本だけなのです。

「海の日」が制定されてから7月20日~7月31日までの12日間を「海の旬間(じゅんかん)」としていましたが、平成15年(2003)以降は、「海の日」の三連休化に伴い、月間化して「海」に対する理解と認識を高めてもらうために、7月1日から31日までを「海の月間」と定めたました。国土交通省海事局、地方公共団体、海事関係団体らが、「海フェスタ」を始め、全国各地で行われる海に関する各種様々なイベントの紹介、活動をしています。

明治丸はその後、東京商船学校(現東京海洋大学)の練習船として使用され、現在は東京海洋大学越中島キャンパスに保存されています。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

「海の日」が祭日に指定されハッピーマンデー制度で、第3月曜になりました。土曜日を含めて3連休の方も多いことでしょう。「小暑を過ぎた」これからの時期、本格的な猛暑の季節になります。
体調管理を怠りなくお体ご自愛専一の程
筆者敬白

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