2022.01.14
1月
記念日・~の日・~週間

令和4年(2022)1月17日 防災とボランティアの日 です。

■1月17日「防災とボランティアの日」です。■ 

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防災とボランティアの日(ぼうさいとボランティアのひ)とは、平成7年(1995)12月の閣議で、同じ年の1月17日に発生した阪神・淡路大震災に因んで制定された記念日です。
政府や行政の対応が遅れた一方、学生を中心とした各種のボランティア活動及び、住民の自発的な防災活動の重要性が広く認識されました。

1月15日~21日「防災とボランティア週間」 

190114_10.jpg阪神・淡路大震災では、「日本のボランティア元年」と言われました。
これをきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で、「防災とボランティアの日」の制定が決定されました。
翌、平成8年(1996)から、この日を中心に前後3日を含む計7日(1月15日~21日)が「防災とボランティア週間」と定められ実施されます。

この機会をきっかけとして、各家庭の防災対策は十分なのか、改めて確認してみることをお勧めします。

災害発生によって家族が離れ離れになったら、どうやって連絡を取り合うのか、どんな経路で避難し どこで落ち合うのかを、あらかじめ家庭内で取り決めておくことも重要です。
電話やメールが使えなくなる事態を想定しながら、確認してみましょう。

大地震発生後は、数日~数十日にわたり電気・ガス・水道・電話など各種ライフラインの供給がストップまたは大幅に制限される可能性があります。復旧までの間は自足できるよう、食料や飲料水、非常持出品の備蓄をしておくと安心です。また、年に数回は、備蓄品のチェック(保存状態や賞味期限の確認など)を行いましょう。

190114_11.jpg※主な非常用品です。ぜひ準備してください。
飲料水
食料
燃料(カセットコンロ、予備のコンロ用ボンベ、固形燃料、マッチ、ライターなど)
懐中電灯など明かり(懐中電灯(1人につき1個)、予備電池、ろうそくなど)
情報通信機器(停電時のために携帯ラジオ、携帯テレビ、携帯電話用充電器、予備電池など)
救急用品(傷薬、絆創膏、包帯、三角巾、常備薬など)
避難用具(ヘルメット、防災頭巾、軍手、ロープ、厚底の靴、工具類)
貴重品(現金、通帳、身分証明書等)
生活用品 
※あると役立つものです。用意しておきましょう。
笛(周囲に自分の存在を知らせたい際に役立ちます)
マスク(伝染病の予防や、埃の中で作業する際に役立ちます)
使い捨てカイロ(寒冷時に役立ちます)
ビニール袋、ビニールシート、ウェットティッシュ、ラップ、新聞紙(何かと役立ちます)
※水/災害復旧までの数日間(最低3日間)必要です。
飲料水(煮炊き用を含む)は最低大人1人あたり9リットル(1日3リットル×3日分)が目安です。

このほかに洗濯、風呂、洗面用など多量の生活用水が必要となりますので、日頃から災害時に備え、より多くの水を確保しておくことが大切です。生活用水確保のためには、浴槽に水を貼っておくと良いでしょう。
※食料/災害復旧までの数日間(最低3日間)必要です。

190114_12.jpg存性の高いもの(フリーズドライ食品、アルファ化米、缶詰、インスタント食品など)やそのまま食べられるもの(クラッカーなど)を、最低でも3日間分、可能な限り1週間分は家庭に確保しておきましょう。 

どんな食品にも賞味期限がありますので、定期的に期限を確認し、必要に応じて取り替えることを忘れずに。
※災害用伝言ダイヤル(171)・災害用伝言板(web171)
NTTグループ3社では「防災とボランティア週間」に、災害発生時の安否確認手段として運用しる「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」の体験利用を実施しています。
詳しくはHPにて

◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
いつまでもあると思うな親と金、無いと思うな運と災難
古くからの口上です。
防災とボランティアの日をきっかけとして、各家庭の防災対策は十分なのか、改めて確認してみましょう。
筆者敬白

 
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