2022.01.03
1月
記念日・~の日・~週間

令和4年(2022)1月6日 公現祭 です。

■1月6日「公現祭」です。■

30_50.jpg「公現祭:こうげんさい」とは、人としてこの世に現れたイエス・キリストが、神性を人々の前で現したことを記念するキリスト教の祭日です。

日本語では「顕現節:けんげんせつ」、「公現節:こうげんせつ」(主の公現)、「主顕節:しゅけんせつ」などとも呼ばれています。

12月25日のクリスマス~1月6日までの12日間を降誕節(こうたんせつ)としています。一般に「十二夜」といい、悪霊が暴れ回る期間。シェークスピアの戯曲「十二夜」※はここから付けられたものです。

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世界には公現祭に伴うさまざまな慣習があります。一例としてヨーロッパやカトリック教会の信仰が盛んな地域では、「」や「小さな人形」、「貴金属」などを入れて焼いたケーキや菓子パンを切り分け、この豆などが当たった人をその日だけ王とする習慣があります。

例えば、フランスでの行事は古代ローマの農耕神サートゥルヌス※の祭りサートゥルナーリア※に由来します。また、スペイン語圏やイタリアでは、子供たちがプレゼントをもらうのはクリスマスではなく公現祭の日です。この日、魔女が子供にプレゼントをするという独特な風習もあります。

※シェークスピアの戯曲十二夜(じゅうにや):イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇、副題は「御意のままに」を意味する。1601年から1602年頃に、クリスマスのシーズンの終わりを告げる十二夜で上演するために書かれたと考えられている。
※農耕神サートゥルヌス:古代ローマの農耕神。ギリシア神話のクロノスと同一視されている。ギリシアからイタリアを来住,農業や技芸を教えて古代イタリアの黄金時代築いたと伝わる。
サートゥルナーリア祭:サートゥルヌス神を祝した古代ローマの祭。農神祭とも。ローマでも盛大に行われる祭の1つだった。特に馬鹿騒ぎと社会的役割の入れ替えを特徴とし、奴隷とその主人がこの期間だけ表面上役割を入れ替えて振舞ったとある。

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