■1月10日「成人の日」です。■
「成人の日」は、国民の祝日のひとつ。「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを法定の趣旨としています。昭和23年に制定されました。
本来は小正月にあたる1月15日でしたが、ハッピーマンデー制度により1月の第2月曜日に改正されています。
成人を祝うしきたりは古くからありました。
加冠(戴冠)の儀として男子の元服を表したものが代表的です。
男子は元服・褌(ふんどし)祝い、女子は裳着・結髪などの祝いがそれです。社会の一構成員になったことを承認する通過礼儀であるといえます。満20歳になった人は選挙権を持つことになります。
満20歳に達する人々を招待して成人式を催し、講演会を開いたり記念品を贈ったりする市町村もあります
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
今年は暖冬で数年前の成人式のような豪雪にはならなようです。例年、成人式典での馬鹿騒ぎや式典の進行妨害するなど妨害j行為が報道され、成人式の風物詩になってしまっています。
令和になって日本人としての歴史と伝統を守る、本当の意味の成人になって欲しいものです。
また、被災地など整然と厳粛に式典が挙行され、地域の復興を誓っている成人も数多くいました。成人式は旧来から元服の儀として日本の伝統文化です。
近年では成人式を時期を変えて斎行する地域も増えたとか、日本の歴史から元服の儀、成人式の成り立ちを紐解き、今後も絶やさないで継続してもらいたいものです。
筆者敬白