2024.01.14
1月

令和6年(2024)1月18日「初観音」です。

1月18日「初観音」です。■

毎月18日は「観音の縁日」です。1月18日は「初観音」として諸所の観音様へ人々が参詣します。

観音の縁日は「観音講」に由来するといわれています。京都清水寺(きよみずでら)の清水講は特に有名で、信者同士の親睦共済団体が大いに発展しました。この講の信者たちが毎月18日に集まって酒食を共にしたと伝えられます。

観音菩薩(かんのんぼさつ)」は、梵名アヴァローキテーシュヴァラ。仏教の菩薩の一尊で、特に日本において古代より広く信仰を集める尊格です。「観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)」「観自在菩薩(かんじざいぼさつ)」とも。「救世菩薩(くせぼさつ、ぐぜぼさつ)」「勢至菩薩(せいしぼさつ)」など、多数の別称もあります。

起源は、中国への仏教伝来よりも古いものと考えられます。ゾロアスター教においてアフラ・マズダーの娘とされる女神「アナーヒター」や、インド神話の「ラクシュミー」と関連があると伝わります。

慈悲深い徳があって、世の衆生の救いの求めに応じて大慈悲を垂れ、三十三身に身を現じるといわれ、一般に「観音(かんのん)」「観音さま」と呼ばれ親しまれています。

清水寺
◇京都市東山区清水1丁目294
◇JR「京都駅」市バス「五条坂」下車徒歩10分
◇公式サイト:https://www.kiyomizudera.or.jp

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