■1月9~16日 京都、西本願寺「報恩講」です。■
「親鸞聖人」の祥月命日である1月16日の前後に「報恩講(ほうおんこう)」が営まれます。
報恩講とは、浄土真宗の宗祖「親鸞聖人」の遺徳を偲び、救主「阿弥陀如来」の慈悲の心をあらためて深く味わい、感謝するという法要です。聖人の徳を偲ぶ法会の集まりを「講」といいます。
浄土真宗の僧侶や門徒にとって、年中行事のなかで最も重要な法要として執り行われます。
京都の「西本願寺(にしほんがんじ)」では、1月9日から16日まで「御正忌報恩講法要(ごしょうきほうおんこうほうよう)」が営まれます。
西本願寺では「御正忌報恩講法要」の期間中、「お斎(おとき)」の接待があります。仏教では、午前10時から正午までのあいだに食事をする習わしがあり、これを「食事(じきじ)」といい、このときの食事を「斎(とき)」と呼びます。1月10日から15日まで、伝統的な精進料理が参拝者にふるまわれます。
龍谷山 本願寺(西本願寺)
◇京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
◇JR・近鉄「京都駅」から市バス「西本願寺前」下車
◇タクシーでJR「京都駅」から数分、阪急「大宮駅」京阪「七条駅」から約10分
◇公式サイト:https://www.hongwanji.kyoto
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
報恩講は西本願寺最大の年中行事です。期間中、全国から多くの僧侶・門信徒が集まり親鸞聖人を偲び感謝を新たにします。
「小寒」を過ぎ、寒さ厳しい頃になります。十分に暖かくしてお出かけください。
皆様、時節柄お体ご自愛専一の程
筆者敬白