2023.12.30
1月
民俗行事・国民儀礼

令和6年(2024)1月2日「新年一般参賀」です。

令和6年(2024)1月1日午後に発生した能登半島地震を受けて、2日予定されていた新年一般参賀はとりやめとなりました。

■1月2日「新年一般参賀」です。■

新年一般参賀は、毎年1月2日、皇居において、天皇皇后両陛下が国民から祝賀をお受けになる行事です。天皇皇后両陛下が皇族方とご一緒に、宮殿のベランダにお出ましになり、参賀者からの祝賀をお受けになり、お言葉を述べられます。

令和5年新年一般参賀での天皇陛下のおことば
新年おめでとうございます。この3年近くにわたり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などによって、皆さんには、多くの御苦労があったことと思います。3年の月日を経て、今日、こうして、皆さんと一緒に新年を祝うことを誠にうれしく思います。いろいろ大変なこともあるかと思いますが、本年が、皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っています。年の始めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります。

天皇皇后両陛下は、午前10時10分ごろから5回、長和殿ベランダにお出ましになる予定です。ただし、荒天等の場合は中止される場合があります。

第1回 午前10時10分ごろ
第2回 午前11時00分ごろ
第3回 午前11時50分ごろ
第4回 午後1時30分ごろ
第5回 午後2時20分ごろ

正門の開門は、午前9時30分から午後2時10分までとなります。来場者が多数の場合、皇居外苑(皇居前広場)から入門するまで2時間以上かかる場合があります。開門時間内であっても参賀者多数の場合は、参賀会場への参入を終了することがあります。

参賀者は、皇居正門(二重橋)から参入し、宮殿東庭の参賀会場を経て、坂下門、桔梗門、大手門、乾門から退出することになります。時間・順路等については下記の宮内庁のサイトや政府広報に詳しく載っています。

◆新年一般参賀要領(宮内庁):https://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/sanga01.html
◆「新年一般参賀にお越しになる皆さんへ」(政府広報オンライン):https://www.gov-online.go.jp/article/202312/entry-5346.html

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

多数の来場者が予想されます。「前日(1月1日)の夕方及び当日(1月2日)の未明から、皇居外苑付近に整列することは、御遠慮願います。お出まし終了後は、次の方々が入場できるように、参賀会場からの退出に御協力をお願いします」(宮内庁)とのことです。手荷物検査等のセキュリティチェックもありますので、時間に余裕をもってお出かけください。
筆者敬白

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