■2月5日「天赦日(てんしゃび)」です。■
「天赦日:てんしゃにち・てんしゃび」とは、選日や雑注にも入れられる歴注のひとつで、天が万物の罪を赦す(ゆるす)日とされる「最高の恩赦日」「極上の大吉日」です。
頒暦に「万よし:よろずよし」と書かれるのは天赦日に限ります。現代風に考えれば、日曜と祝日と祭日と大安が重なった最良の日と言えます。この日「百神が天に昇る日」とされ、天が地上の万物を生養し、その罪、穢れを許します。
◆天赦日は1年に5~6日有ります。◆
立春から立夏の前日までの「戊寅の日」
立夏から立秋の前日までの「甲午の日」
立秋から立冬の前日までの「戊申の日」
立冬から立春の前日までの「甲子の日」
天赦日はとにかく「何事にもよい日」とされています。
特に創業、設立、開店、購入、結婚、婚約、建前、出産、転居、入学、和解、面接、採用、人事、新規企画、契約、約束、出発、男女の営み、などには良い日です。
今回の天赦日は、立春から立夏の前日までの「戊寅の日」にあたり、次の天赦日は4月5日です。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
本年2回目の「天赦日」です。今回の天赦日では、春の息吹を感じた事始めに最適な「天赦日」です。
新規開店、転居転職など何を始めても良い日です。
天赦日を機会に、志を立てて成就祈念しょう。
筆者敬白