2022.02.20
2月

令和4年(2022)2月23日 京都、醍醐寺 五大力尊仁王会 です。

■2月23日「京都、醍醐寺 五大力尊仁王会」です。■

200221_32.jpg「五大力尊仁王会:ごだいりきそん にんのう え」は、千百余年の歴史を持つ、醍醐寺開山より続く「醍醐寺の五大力さん」として親しまれている法要のこと。150キロ近い巨大な鏡餅を持ち上げる「力比べ」が行われることで有名です。
 
上醍醐の五大堂に祀られる「五大明王」の功徳をたたえ、国家の安泰と万民の豊楽を祀ることから「五大力さん」として親しまれ、毎年3万人を越える参拝者があります。また、この日一日だけ授与される「五大力尊御影」は災難・盗難除けのお守りとして古くより広く信仰されています。

「醍醐寺」は、真言宗醍醐派総本山の寺院で、山号を醍醐山(深雪山とも)と称します。本尊は薬師如来、開基は貞観16年(874)空海の孫弟子にあたる理源大師・聖宝(しょうぼう)が、准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山。山頂付近を「醍醐山」と名付けました。
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醍醐寺は多くの修験者の霊場として発展した後、醍醐天皇は醍醐寺を自らの祈願寺とすると共に手厚い庇護を掛け、その圧倒的な財力によって醍醐山麓の広大な平地に大伽藍「下醍醐」が発展しました。

古都京都の文化財の一部として世界遺産に登録されています。伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に二百万坪以上の広大な境内をもつ寺院で、豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地として知られます。
190215_10.gif醍醐寺
◇京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
◇京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」すぐ
◇公式HP:
http://www.daigoji.or.jp/

◇五大力尊HP:http://www.daigoji.or.jp/godairiki/index.html

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
世界遺産の醍醐寺のHPは完成度が高く、見ているだけでも興味をそそられるWebです。特に「2月23日、五大力さん」のページは迫力があり、一見の価値があります。
今年は選挙の年と言われています。今の政権が経済優先を唱えているのは、国家の安泰と万民の豊楽を祀る五大力尊のご利益からかもしれません。

2月下旬になってコロナ、インフルエンザの影響が出ています。風邪などひかないようにお体ご自愛専一の程
筆者敬白

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