2022.02.09
2月

令和4年(2022)2月12~3月20日 水戸、偕楽園 梅まつり です。

■2月12日~「水戸、梅まつり」です。■

210203_24.jpg水戸偕楽園「梅まつり」は、明治29年(1896)、水戸~上野間に鉄道開通を機に「観梅列車」が運行されたことに始まりました。

昔は観光客が梅林を散策したり、好文亭(偕楽園)で辺りの風景を賞しながら歌を作ったりしました。上野から水戸に現在の常磐線が開通すると、一躍水戸の梅が有名になって訪れる人々が多くなり、訪れる観光客へのもてなしとして梅まつりの始まりとなりました。

「偕楽園」は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園の一つ。江戸時代天保13年(1842)7月、水戸藩第9代藩主「徳川斉昭公:なりあきこう」により造られました。

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園内には百種3千本と、田鶴鳴梅林には百種1千本の梅が植えられ、香しい早春を告げます。2月下旬から3月下旬にかけての「梅まつり」を皮切りに、

桜・躑躅(つつじ)、秋には萩、初冬には二季桜と、花々が季節を届けます。

徳川斉昭公は、偕楽園内で最も深山幽谷を思わせる湧水泉である「吐玉泉:とぎょくせん」の水を使って、好文亭「何陋庵:かろうあん」で民とともに茶道を楽しみました。井筒には常陸太田市産出の真弓石(大理石)が使われています。

期間中は各種行事が行われます。野外琴の会・野点茶会・水戸のひな流し、撮影会や写真コンテストなど。好文亭では期間中の入場時間を延長し、ライトアップなども行われます。 

190215_41.jpg問い合わせ/水戸観光協会
◇偕楽園速報:http://www.kairakuen.u-888.com/

偕楽園
◇茨城県水戸市常盤町
◇JR「水戸駅」バス15分
◇常磐自動車道・水戸インターから約20分
◇偕楽園公式HP:
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html  

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
日本三大名園の「偕楽園」で開催される「梅まつり」です。
梅の名所といえば水戸偕楽園以外では、湯島天神の白梅紅梅が有名です。今年は寒気団の影響で、未だつぼみの状態だと報道がありました。寒い日が続くと紅梅が美しいそうです。

日なたでは暖かさを感じますが、朝夕の冷え込みは体にさわります。梅祭りには、寒さ対策をしてお出かけください。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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