■2月15日「横手かまくら」です。■
「かまくら」とは、かまどの形をした雪室。みちのく5大雪祭りの筆頭です。雪を固めて作った雪洞の中に祭壇を設け、祭幣を立てて「水神さま」を祀ります。
発祥は定かではありませんが、雪国の小正月行事でした。水神を祀る「かまくら」に子供達が入って「入ってたんせ(かまくらに入ってください。)」そして「おがんでたんせ(水神様を拝んでください)」と囃子ます。
祭りの日、子供達が水神にお供え物をして、かまくらの中で火鉢を囲み、餅を焼いたり甘酒を飲んだりして楽しい夜を過します。道行く人にも甘酒を振る舞ったりします。雪の中で、飲料水が乏しくなるので水神を祀っているといわれますが、本来は左義長の火祭りと鳥追い行事が変形したものと考えられています。
かまくら開催地
◇秋田県横手市大水戸町、横手公園
◇参考Web:http://www.michinokugodai.com/yokote01.html
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
みちのく五大雪祭り/八戸えんぶり/弘前城雪灯篭まつり/いわて雪まつり/なまはげ柴灯まつり/横手かまくらの5つです。
今年は1月から西日本で大雪でした。気温が零下になって水道管の破裂が報道されました。暦の上では春ですが、まだまだ寒さは続きます。
皆様、お風邪などお召しにならないようお体ご自愛専一の程
筆者敬白