■2月17~20日「八戸えんぶり」です。■

「えんぶり」は八戸に鎮座する「長者山新羅神社(ちょうじゃさんしんらじんじゃ)」で行われる五穀豊穣を祈願する祭礼です。「えんぶり」という名は、田畑の土をならす農具「えぶり」に由来するといわれています。境内での奉納舞いが発祥だとあります(※異説あり)。国の重要無形民俗文化財に指定。

「長者山新羅神社」は、八戸市中心街から南へ徒歩7~8分のところにある小高い丘「長者山(ちょうじゃさん)」の頂上に鎮座しています。社格は旧県社。延宝6年(1678)八戸藩2代藩主「南部直政(なんぶ なおまさ)」が、領内の守護を祈願して建てたのが始まりです。「長者山」の名で地域住民から親しまれています。「櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう、通称「八幡山」)」とともに八戸市民の崇敬を集める神社です。

今ではすっかり観光の目玉になった「えんぶり」です。青森県の八戸地方を代表する民俗芸能で、青森県南地方に春を呼ぶとされる伝統行事です。「太夫(たゆう)」と呼ばれる舞い手が、馬の頭をかたどった華やかな烏帽子(えぼし)を被り、頭を大きく振る独特の舞いが特徴です。
舞いは稲作を模していて、種まきや田植えなどが独特の舞いで表現されます。また、舞いの合間ごとに子どもたちによる可愛らしい祝福芸も披露され、観光客など見物に来た人を楽しませてくれます。
例年、2月17日から20日にかけて開催され、長者山新羅神社への「奉納」から始まり、八戸の中心街で30数組が一斉に舞を披露する「一斉摺り」や、明治期に建てられた豪商の旧家で観る「お庭えんぶり」など、様々な催しが行なわれます。
近年では「みちのく五大雪まつり」に数えられるようになり、市内でのえんぶり行列や、市庁舎前広場での「かがり火えんぶり」は、かがり火の炎と衣装のマッチングが見る人を楽しませてくれます。

◆八戸えんぶり行事日程(VISITはちのへ):https://visithachinohe.com/stories/enburi_schedule/
長者山新羅神社
◇青森県八戸市長者1-6-10
◇JR「八戸駅」より車20分
◇JR「本八戸駅」徒歩20分
◇八戸自動車道「八戸IC」から15分
◇公式サイト:https://www.at-ml.jp/72215/







