2024.02.13
2月

令和6年(2024)2月17~20日「八戸えんぶり」です。

■2月17~20日「八戸えんぶり」です。■

「えんぶり」は八戸に鎮座する「長者山新羅神社(ちょうじゃさんしんらじんじゃ)」で行われる五穀豊穣を祈願する祭礼で、国の重要無形民俗文化財に指定。「えんぶり」という名は、田畑の土をならす農具「えぶり」に由来するといわれています。境内での奉納舞いが発祥だとあります(※異説あり)。

今ではすっかり観光の目玉になった「えんぶり」です。青森県の八戸地方を代表する民俗芸能で、青森県南地方に春を呼ぶとされる伝統行事です。「太夫(たゆう)」と呼ばれる舞い手が、馬の頭をかたどった華やかな烏帽子(えぼし)を被り、頭を大きく振る独特の舞いが特徴です。

舞いは稲作を模していて、種まきや田植えなどが独特の舞いで表現されます。また、舞いの合間ごとに子どもたちによる可愛らしい祝福芸も披露され、観光客など見物に来た人を楽しませてくれます。

例年、2月17日から20日にかけて開催され、長者山新羅神社への「奉納」から始まり、八戸の中心街で30数組が一斉に舞を披露する「一斉摺り」や、明治期に建てられた豪商の旧家で観る「お庭えんぶり」など、様々な催しが行われます。

近年では「みちのく五大雪まつり」に数えられるようになり、八戸市内でのえんぶり行列や、市庁舎前広場での「かがり火えんぶり」は、かがり火の炎と衣装のマッチングが、見る人を楽しませてくれます。

 

◆八戸えんぶり行事日程(VISITはちのへ):https://visithachinohe.com/stories/enburi_schedule/

長者山新羅神社
◇青森県八戸市長者1-6-10
◇JR「八戸駅」より車20分
◇JR「本八戸駅」徒歩20分
◇八戸自動車道「八戸IC」から15分

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