2021.11.28
12月
記念日・~の日・~週間

令和3年(2021)12月1日 映画の日 です。

■12月1日「映画の日」です。■

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映画の日は、元々明治29年(1896)12月1日に神戸市で日本初の映画が一般公開された日を記念し、昭和31年(1956)6月29日に当時の日本映画連合会(現・日本映画製作者連盟)総会で記念日として制定しました。 
 
その後、日本映画界の各団体が、多年にわたり日本映画に貢献てきた方々への記念式典や上映会、トークショーのほか、割引サービスをするなどの行事が行われます。 
旧来は毎月第1水曜日が「えいがの日」としていましたが、平成15年(2003)以降は全国的に毎月1日が「えいがの日」となりました。
特に12月1日は「映画の日」として記念日になっています。 
 
 

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神戸の「神戸倶楽部」で明治29年(1896)11月25日から29日にかけて映画が一般公開されました。
これを日本映画史上初公開として、11月25日では暦の上で日が良くないとの理由で12月1日を記念日としました。 
神戸倶楽部で公開された映画は、今日一般的なスクリーンに映写されるタイプではなく、エジソンの発明による、1人ずつ覗き込んで見る「キネトスコープ」と呼ばれるものでした。 
 
昭和31年(1956)12月1日の映画の日、日本映画連合会第1回大会は、両国国際スタジアムで開催され映画界の他、祝辞の挨拶には鳩山一郎総理大臣や日本新聞協会、NHK会長、日本文藝家協会の丹羽文雄など著名人が列席しました。
地方でもこの日、パレードやポスター展や映画館の入場料割引などの行事が盛大に行われました。 
 

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昭和49年(1974)の映画の日には、新人脚本家を育成する目的で、映画脚本コンクールの「城戸賞」が制定されました。 
その後の「映画の日」執行委員会が主催した中央大会では、映画界に40年以上勤務した永年勤続功労章受章者と、特別功労章受章者が表彰され、脚本の「城戸賞」の授与式と「ゴールデングロス賞」の授与式も行われています。 
 
 その他日本映画俳優協会が主催する「映画の日」イベントとして、名作の上映会と俳優に限らずトークショーをしています。 
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◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
令和に入ってコロナ禍の中「鬼滅の刃」が大ヒットして、興行収入を次々塗り替えています。武漢肺炎、コロナ禍で娯楽や観劇、映画など制限された期間が長かっただけに、期待も高かったのでしょう。久々のヒットですね。
カレンダー上では師走12月です。ここ数日急激に冷え込みがきつく感じます。 読者の皆様、お体ご自愛専一の程 
筆者敬白
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