◆◆◆「12月の展望」◆◆◆
12月7日~1月5日(師走 大雪~小寒の前日迄)
二十四節気 「大雪」たいせつ 「冬至」とうじ
今月の干支 「甲子」きのえ・ね
今月の九気 「七赤金気」しちせき・きんき
今月の二十八宿
「氐宿」ていしゅく、「東方青龍」とうほうせいりゅう
日本名:ともぼし、距星:てんびん座α
吉:婚礼、見合い、農耕全般、新改築、酒造り、移転など
凶:着初め、大事なこと、水に近づくこと
■「甲」きのえ・こう 陽の木 —————
甲の字は亀の甲羅を形取ったもので、そこから、甲羅のような堅い殻に覆われた種の状態の意味です。日本では「きのえ」(木の兄)ともいいます。
■「子」ね・し 陽の水 —————
『漢書』律暦志によりますと「子」は「孳」(し:「ふえる」の意味)で、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているとされています。
■「七赤金気」しちせき・きんき —————
●雑気● 兌(酉)・西・少女・沢・秋・悦び・金銭・口・家庭・団欒・飲食・酒食・弁説・談話・引退・遊興・贅沢・浪費・散財・遊び・金融・銀行・経済・不満・不足・不十分・不注意・欠陥・腹七分など。
●天象● 西風・降雨・日没・夕暮れなど。
●場所● 沢・湖・窪地・溝・浅瀬・養鶏場・質屋・銀行・喫茶店・飲食店・バー・スナック・キャバレー・アクセサリー店など。
●事物● 金物・刃物・鈴・上部に凹みのある物・修理した物・一部破損のある物・借金など。
●人事● 少女・妾・後妻・舞妓・芸人・芸者・ホステス・飲食店主・喫茶店主・金融業者・銀行員・弁護士・講演者・通訳者・宝石商など。
●生理● 右肺・腎臓・口腔など。
●飲食● 辛味・鶏肉・親子丼・鳥スープなど。
●動物● 鶏・フラミンゴ・沢鳥など。
●植物● 桔梗・萩・藤袴・撫子・月見草・コスモス・すすき・秋草類・沼沢地帯の草花など。
◆◆◆ 七赤金気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、不足の天候で気温は低め。
○肺結核・腎臓病・糖尿病・貧血症などに注意。
○経済、為替、金融関係、食糧・飲食関係、遊戯関係等の問題が話題になります。
≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼地震、火山の噴火、爆発、天変地異が懸念されます。
▼転落、落下、落石、土砂崩れ、がけ崩れ、雪崩、山の事故などが懸念されます。
▼古い事件の再発、高齢のご婦人や女性のかかわる事件・事故、土地不動産のトラブル事件などが懸念されます。
▼テロ、暴動、発砲事件、詐欺事件、旧悪露見、各界での交代ごとでのトラブル事件なども懸念されます。
▼労働争議、労働問題、営業問題でのトラブル事件なども懸念されます。
▼投資、投機、賭け事でのトラブル事件、交通事故が気になる月です。
▼閣僚、官僚、公務員、警察などの不祥事事件などが懸念されます。
〇遊技場、娯楽、食糧問題、などで明るい話題が期待できる。
●株価は乱高下。
〇為替、経済は落ち込みがあるも比較的安定。
≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た東方位、南方位及び西方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の東方位、南方位及び西方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。
◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
◆私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
◆何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。
◆〈今月の展望〉は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の〈まとめ〉には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。
◆人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。
◆「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。