■12月1~31日「歳末たすけあい運動」です。■
「歳末たすけあい運動」は、共同募金運動の一環として、地域で暮らす誰もが安心して新たな年を迎えることができるよう、住民の参加や理解を得て多様な福祉活動を展開するものです。
12月1日から31日までの1ヶ月間、地域住民やボランティア・NPO団体、民生委員・児童委員、社会福祉施設、社会福祉協議会等の関係機関・団体が参加協力します。
共同募金会では「地域歳末たすけあい運動」「NHK歳末たすけあい」の2種類の運動を実施しています。
スローガンは、「つながり ささえあう みんなの地域づくり」。
生活困窮や社会的孤立の課題は、パンデミックによる社会的・経済的影響を大きく受けており、ここ数年で課題が複雑化・深刻化しています。コロナ禍や物価高騰等により、緊急的に食料や生活物品等を必要としている人、社会的に孤立しセーフティーネットを必要とする人など、みんなが安心して年末を過ごせるように様々な福祉活動が展開されます。
善意の募金は、主に国内の高齢者や障害者に対する福祉の充実、また地域福祉活動の啓発や推進のために使われています。最近では、災害支援準備金として、あるいは子育て支援に使われることも増えてきました。
共同募金会への寄付金については、株式会社等の法人からの寄付金は「全額損金算入」、個人からの寄付金は所得税および住民税にかかる「寄付金控除の対象」となっています。最近ではオンラインでも募金ができるようです。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
「救世軍の社会鍋」「歳末たすけあい」などの街頭募金運動を見かけると、年末だなと実感します。一方、郵便局などの金融機関や深夜営業のコンビニエンスストアなどに押し入る強盗が増えて、やはり年の瀬が迫ると世情が慌ただしく人心の余裕もなくなるのだなとも感じます。
ともあれ皆が安心して年始を迎えられる世の中になってほしいものです。それから戸締り用心!火の用心!
筆者敬白