■12月25日「終い天神」です。■
ご祭神・菅原道真公の誕生日6月25日にちなんで、天満宮の縁日は毎月25日に行われます。1年の最後の縁日を「終い天神」といい、一年を締めくくる行事としてゆかりの天神様には多くの参拝者で賑わいます。
京都・北野天満宮では、正月の箸やお屠蘇等が授与されます。参道には露店が並び、植木・骨董・衣料品や〆飾り・荒巻き鮭などの正月用品が商われます。
また、大学・高校・中学校等の入学試験を直前に控えた受験生などが合格祈祷を受けたり、絵馬に願い事を託す姿もみられます。
北野天満宮
◇京都市上京区馬喰町
◇公式Web/http://www.kitanotenmangu.or.jp/index.php
太宰府天満宮
◇福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
◇公式Web/http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
湯島天満宮
◇東京都文京区湯島3-30-1
◇公式web/http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
亀戸天神社
◇東京都江東区亀戸3丁目6番1号
◇公式web/http://kameidotenjin.or.jp/access/
◆◆◆編集後記◆◆◆◆
全国各地の天神様は学業成就、受験生の合格祈願が有名です。近年は仕事に関係する資格取得の中高年や、パソコン資格合格祈願に参拝する女性の方も多くなったとか。
湯島天満宮でお守りを購入した壮年の方は、筆記試験の合格祈願鉛筆を分けて貰いにいらしたそうです。面接の緊張や、実技の試験の折、いつも緊張するそうです。聞くところによると、クレーン資格取得目指していて、いくつになっても実技本番では、手に汗をかく程、緊張するのだです。胸のポケットにはお子さんの写真とお守りは欠かせない!と申し訳なさそうに話していました。天神様には心をリラックスさせる効果もあるのかもしれません。
筆者敬白