2021.11.29
12月
今月の展望

【令和3年12月】四緑木気月、庚子 師走の展望

◆◆◆「12月の展望」◆◆◆
 12月7日~1月4日(師走 大雪~小寒の前日迄)
 二十四節気 「大雪」たいせつ「冬至」とうじ
 今月の干支 「庚子」かのえ・ね
 今月の九気 「四緑木気」しろく・もっき
 今月の二十八宿 「箕宿」きしゅく、「箕宿」とうほうせいりゅう

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■「庚」かのえ・こう 陽の金 ——————
庚の字は同音の「更」につながり、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態として、7番目に宛てられました。日本では「かのえ」(金の兄)ともいいます。

■「子」ね・し 陽の水 ————-
『漢書』律暦志によりますと「子」は「孳」(し:「ふえる」の意味)で、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているとされています。

■「四緑木気」しろく・もっき ————-
◇雑象◇巽・風・緑・遠方・旅行・往来・運搬・縁談・結婚・信用・評判・誤解・行き違い・外交・交通・通勤・迷い・世話・通知・報告・就職など。
◇場所◇玄関・道路・線路・飛行場・郵便局・鳥屋・呉服店・蕎麦屋・建具屋など。
◇事物◇帯・紐・縄・電柱・木材・敷居・風船・飛行機・凧・煙・羽根・線香・のれん・手紙など。
◇飲食◇麺類・繊維質・燻製品など。
◇人事◇長女・案内人・セールスマン・迷子・運送業者・配達人など。
◇生理◇腸・左手・太腿・食道・気管・動脈・呼吸器・風邪・など。
◇動物◇蛇・蝶・鳥類・ミミズ・鶴・きりん・とんぼなど。
◇植物◇百合・大蒜・糸瓜・菖蒲・朝顔など。

■「箕宿」きしゅく「東方青龍」とうほうせいりゅう ————-
ただ今執筆中

■※二十八宿※古代中国で月が地球を一周する間に通過する二十八の星座、江戸幕府の天文方「渋川春海」による貞享2年(1685)の改暦で、それまでインド起源の二十七宿が廃され中国起源の二十八宿に変更された。日本では7~8世紀頃に造られた高松塚古墳やキトラ古墳の四神相応図が壁画で発見されている。西洋の太陽暦を基本にした占星術に反して、和暦は月を基本とした陰暦、旧暦の易(えき)や卦(け)に符合する。

111007_19.jpg ◆◆◆ 四緑木気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、温かいが風の強い日が多い。
○病気は、風邪、インフルエンザ、ウィルス性の病、腸の病などに注意。
○台風、大風、突風、竜巻、航空機、鉄道、貿易、通信、インターネット、就職、縁談等の問題が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼大雨、洪水、水害、場所によっては大雪、突風、竜巻、大風、天変地異、地震、自然災害の恐れのある月柄です。
▼家出、色情問題、裏切り、スパイ事件などが気になるつきです。
▼政治、教育、宗教問題、石油、化学薬品、船舶事故などが気になる月です。
▼新型コロナ感染拡大、変異種、インフルエンザ、風邪など恐れ。
▼コロナ禍における倒産、破産営業悪化、廃業問題が一層深刻化します。
▼経済悪化、金融機関の不祥事事件、金銭トラブル、現金強奪、食糧問題、食中毒、旧悪露見、凶悪凶暴な殺人事件、盗難事件などが懸念されます。
▼為替相場は乱高下激しく、経済は悪化。証券、株価は回復に長引く

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た巽(南東)方位、南方位及び乾(北西)方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の巽(南東)方位及び乾(北西)方位全方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

tembo_header.jpg◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。

何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。

[今月の展望]は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の[まとめ]には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。 [2021.11.29]

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