2022.07.29
8月

令和4年(2022)8月1日 諏訪 お舟祭り です。

■8月1日「諏訪 お舟祭り」です。■ 

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「お舟祭り」は諏訪大社下社の例大祭です。諏訪大社下社は春宮と秋宮という2つのお社があり、神様の御霊代が季節ごとに移られていきます。冬と夏、年に2回この遷座がありますが、特に遷座祭として賑わうのが春宮から秋宮へと御霊代が移る、夏の「お舟祭り」です。

 

「お舟」は、「山車や山鉾」などと同じ「祭りの出し物」です。”現状”では、遷座祭より、言わば余興であるお舟の曳行が「お舟祭り」として知られています。 
 
諏訪大社の御鎮座の年代、起源は諸説ありますが、我国最古の神社の一つに数えられます。延喜式神名帳には南方刀美神社(みなかたとみのかみのやしろ)と記され、信濃国四十八座の第一にあり、古くは信濃國一之宮として信仰されていました。 
 

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明治四年に国幣中社に列格、同二十九年に官幣中社、大正五年に官幣大社に昇格し、終戦を迎え昭和二十三年に諏訪大社と改称致しました。 
 
諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社で、信濃國一之宮。神位は正一位。全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされております。
諏訪大社の歴史は大変古く古事記の中では、出雲を舞台に国譲りに反対して諏訪までやってきて、そこに国を築いたとあり、また日本書紀には持統天皇が勅使を派遣したと記録があります。
 

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訪大社の特徴は、諏訪大社には本殿と呼ばれる建物がありません。その代りに秋宮宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木 とし、上社は御山を御神体として拝しております。
古代の神社には社殿がなかったとも言われています。諏訪大社はその古くからの姿を残しております。 
 

諏訪明神(大社)は古くは風・水の守護神五穀豊穣を祈る神。また武勇の神として広く信迎され、現在は生命の根源・生活の源を守る神として御神徳は広大無辺で、多くの方が参拝に訪れます。

140801_25.jpgお舟の曳行は、10年に一回まわってくる輪番の「御頭郷」が担当します。
諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県の諏訪湖の周辺に4箇所の境内地をもつ神社です。下社の春宮と秋宮では半年毎に春宮と秋宮の遷座祭が執行され、秋宮では一位の木を御神木として拝しております。

拝殿奥の神明造りの建物は宝殿で、新しい方を神殿、古い方を権殿と呼び、寅年と申年毎に左右の遷座祭を行います。宝殿の奥が御神座とも相殿とも言われ、御神木をお祀りする下社の最も重要な場所とされています。
 
◆諏訪大社外宮秋宮 
◆下社秋宮  長野県諏訪郡下諏訪町5828

所在地 
 上社本宮  長野県諏訪市中洲宮山1 
 上社前宮  長野県茅野市宮川2030  
 下社春宮  長野県諏訪郡下諏訪町193 
 下社秋宮  長野県諏訪郡下諏訪町5828 
 
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
諏訪市や隣の諏訪町の伝統的な祭礼で、観光協会の案内などでは駐車場が少ないようです。お出かけの際には電車バスを利用しましょう。
暑い中の祭礼です。十分に水分補給してお出かけください。
皆さま、お体ご自愛専一の程
筆者敬白
 
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