■8月1日「水の日」です。■
8月1日は「水の日」です。また、8月1~7日の一週間は「水の週間」です。水の日は、水の貴重さや水資源開発の重要性に対する国民の関心を高め、理解を深めるために制定されました。
8月は一年で水の使用量がもっとも増える月です。昭和52年(1977)、閣議了解により、8月1日を「水の日」、8月1~7日を「水の週間」と定められました。
「水の日」「水の週間」では、関係する諸団体が連携して展示会や講演会を実施します。また、水源地を訪ねるイベントやフォトコンテストなど、水の貴重さや大切さを考えるための催しが開かれます。
日本とは別に、「世界水の日」があります。平成4年(1992)のブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された地球サミットの「アジェンダ21」で提案され、平成5年(1993)国連総会の決議で3月22日を「世界水の日」とすると定められました。
◆「水の日・水の週間」実行委員会(水資源機構):https://www.mizunohi.jp
◆「水の日・水の週間」主な行事(国土交通省):https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000012.html
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
日本は、世界でも数少ない「水道水がそのまま飲める国」のひとつ。水源にも水質にも恵まれ、水道設備も整っています。
近年、生活水準の向上や経済の発展にともなって、水の需要はどんどん増えています。にもかかわらず水資源の開発は次第に難しくなっていて、水不足になる危険が高まっています。
「水の日」は、蛇口をひねれば水道から水が出てくることが当たり前ではないことを改めて知る、とてもよい機会です。
筆者敬白