■8月5~7日「山形花笠まつり」です。■
「花笠まつり(はながさまつり)」は、昭和38年(1963)蔵王の観光開発とPRを目的に「蔵王夏祭り」の「花笠音頭パレード」としてスタートしました。現在は東北三大祭りに加わり東北四大祭りのひとつになっています。
花笠まつりで歌われる「花笠音頭」の起源は、大正中期に尾花沢で土木作業時の調子あわせに歌われた「土突き歌」が起源。昭和になってこれが民謡化され「花笠音頭」「花笠踊り唄」となりました。
「ヤッショ~マカショ!」の掛け声と花笠太鼓、統一された衣裳に、山形の花「紅花」をあしらった「花笠」を手にした踊り手のダイナミックな踊り、一糸乱れぬ集団美が醍醐味です。近年になって正調女踊りや正調男踊り、ダイナミックな笠回しをする創作踊りなど、多彩な踊りが観客を魅了します。
毎年8月5~7日の3日間開催されます。花笠音頭に合わせて1万人を超える踊り手が華麗に市内を練り歩きます。ゴール地点近くでは、ミス花笠や、工夫を凝らした個性のある方々の飛び入りもOK!毎年3日間で100万人の人出で賑わいます。
山形花笠まつり
◇開催地:山形市中心市街地(十日町・本町・七日町通り~文翔館前)
◇「山形花笠まつり」公式サイト:https://www.hanagasa.jp
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
東日本大震災の次の年にはお盆が発祥の「盆踊り」と、震災被災者の鎮魂の意味が込められた花笠音頭でした。震災を忘れずに記憶していきたいものです。
花笠まつりを観光でお出かけの方は、熱中症対策をしてお出かけください。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白