■4月17日「イースター(復活祭)」です。■
十字架にかけられたイエス・キリストは、死後3日目にしてよみがえったという。復活を祝う「復活祭:ふっかつさい」は、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日です。正式には「御復活の大祝日」といい、「復活の主日」「イースター」とも言われます。
復活祭は、キリスト受難の聖金曜日から3日目の日曜日。春分の日のあとの満月の次の日曜日にあたり、太陽暦では3月23日から4月25日なでの間に行われます。
鶏卵の殻に鮮やかな彩色を施したり、美しい包装をしたゆで卵「イースター・エッグ:Easter egg」を飾る風習は古くより存在し、復活祭の休日もしくは春を祝う為に作られます。
これは、ヒナが卵から生まれることを、イエスが墓から出て復活したことを結びつけたもの。また、冬が終わって草木に再び生命が甦る喜びを表したもの。卵は「イースター・バニー」が運んで来る(産む)ものとされています。近年は、卵をかたどったチョコレートも広く用いられています。
古来より豊穣の象徴であるウサギは、多産なので生命の象徴とし、跳ね回る様子が生命の躍動を表しているといわれます。イースター・エッグ同様、ウサギをかたどったチョコレートやパンが作られます。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
イースター(復活祭)はキリスト教会でも東方教会と西方教会で日にちがまちまちです。令和に入りブログでは西方教会での3月31日を採用しました。西方教会、東方教会とも4月20日をイースターにしています。今年は4月17日を採用しました。
筆者敬白