2026.03.25
4月
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令和8年(2026)4月1日「エイプリルフール」です。

■4月1日「エイプリルフール」です。■

「エイプリルフール(April Fool’s Day)」とは、毎年4月1日、または、4月1日の午前中は、害のない程度に嘘をついてもよいという風習です。

日本語では「四月馬鹿(しがつばか)」「万愚節(ばんぐせつ)」といいます。フランス語では「ポワソン・ダヴリル(Poisson d’avril、四月の魚)」と呼ばれています。

「馬鹿」の語源には諸説ありますが、サンスクリット語で「無知」「迷妄」を意味する moha の音写(多言語の文字を当てたもの)の「莫迦」の読みからきていて、僧侶が隠語として使っていたという説、また、秦の皇帝に鹿を馬と偽って献上したことから「鹿をさして馬となす」という説も有名です。いずれにしてもバカを馬鹿と書くのは当て字(借字)です。

エイプリルフールの起源は不明ですが、いくつかの説が推測されています。
・フランスでは「4月1日」に新年を祝っていたが、1564年、フランス国王シャルルⅨ世が「1月1日」から新年とする「グレゴリオ暦」を採用し、これに反発した人びとが4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎをしたことが、のちに広まった
・インド仏教の「揶揄節(やゆせつ)」(3月31日にからかう行事)が西洋に伝わった
・この時期に馬鹿みたいにサバが釣れるから(フランス)
・かつて「春分」を新年としていたころの新年のお祭りの最終日のお祝いの習慣が変化した

4月1日には、世界中の新聞が嘘の記事を作って掲載したり、テレビでジョークニュースを流したり、ウェブサイトでは大掛かりなジョークページが公開されたりします。

なお、イスラム教でエイプリルフールは戒律に反すると厳しく禁止されていますのでご注意を。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

「四月馬鹿」は春の季語でもあります。

四月馬鹿病めど喰はねど痩せられず ―― 加藤知世子
どの辺で気づかれゐしか四月馬鹿 ―― 稲畑汀子

せっかくエイプリルフールなのですから、誰かを傷つけたりしない範囲でクスリと笑わせる軽めの嘘をついてみたいものですが、上手に嘘をつくのはなかなか難しいものです。
コメディアン「古川ロッパ」は、昭和15年(1940)4月1日の日記に「エイプリルフールなんてものが、まるでピンと来ない時世になった。そんなことしても可笑しくもない、中々此ういふ時世の喜劇は、むづかしい」と世情を眺めながら嘆息をもらしています。罪のない嘘が笑いを誘うのは、平和な世の中ありき、なのかもしれません。
読者の皆様、まだ風が冷たい日もあります。
時節柄お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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