■4月23日~5月3日 伏見稲荷大社「稲荷祭(神幸祭・還幸祭)」です。■
全国にある稲荷神社の総本山とされる「伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)」には、1300年以上の歴史があります。稲荷山の麓に本殿を置き、稲荷山全体を神域としています。崇敬者が祈りと感謝の念を、奥社参道に鳥居の奉納をもって信仰を表す「千本鳥居」は、今日の名所になっています。
「稲荷祭(いなりまつり)」は、伏見稲荷大社の年中祭事のうち最大の祭礼で、稲荷大神が年に一度氏子区域を巡幸して、広く御神徳を垂れ給う祭儀です。
4月20日最寄の日曜日に行われる「神幸祭(しんこうさい)」で、神璽(しんじ)が御旅所(油小路九条上ル)に遷されます。それを再び迎えるのが「還幸祭(かんこうさい)」です。美しく飾られた30数台の供奉列奉賛列を従えた5基の御神輿が本殿に向かい、御旅所にとどまっていた神璽が本社に還幸されます。還幸祭は5月3日です。
古式ゆかしい衣装に身を包んだ供奉者など、数百名の華やかな行列は、美しく飾られた30台程のトラックに乗って約2時間、京都市内の氏子区域を巡幸します。本社に到着したのち本殿で還幸祭が行われます。
伏見稲荷大社
◇京都市伏見区深草藪之内町68
◇JR「稲荷駅」下車すぐ
◇市バス「稲荷大社前」下車 徒歩約7分
◇京阪電車「伏見稲荷駅」下車 徒歩約5分
◇公式サイト:http://inari.jp/
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
もうすぐゴールデンウイークです。
令和の当初、アジア圏からの観光客も増加傾向で、訪日外国人数は記録更新しましたが、令和2年からの武漢肺炎の影響で落ち込んでいました。今年ようやく外国人観光客が戻ってきます。
日ごろ暖かさを感じ、過ごしやすい時期です。
この頃は雷を伴った雨の降りやすい時節柄、にわか雨に遭って、お風邪などお召しにならないようにお体ご自愛専一の程
筆者敬白