■4月8日「神道修成派大祭」です。■
正式名称は「宗教法人・神道修成派」。御祭神に造化三神(天之御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神)を祀り、伊邪那岐神・天照大御神・天神地祇八百万の神々を総じて修成大神と奉稱。
教祖・新田邦光は、徳島県美馬郡脇町拝原で誕生。幼少より文武両道を研鑽し、19歳頃から諸国を巡遊しました。勤王の志士として粟田宮・岩倉具視・梅田雲浜・橋本左内らと交遊しました。
嘉永元年(1848)20歳の時、布教伝道の志を立て、安政年間には京都聖護院村で門人の教化を開始。
明治維新の後、政治の渦中に巻き込まれ、武州忍城に幽閉され、幽閉中に宗教的回心に達し、赦免の後、修成道の教法によって教導に専念。明治2年(1869)「修理固成光華明彩」の教法によって開教。
明治6年「修成講社」の創立を許可され、明治9年(1876)一派特立が許可されました。以来「神道修成派」の教団名を用いています。
「修理固成光華明彩」を八字の御称号と申し、常に心に念じ口に唱えます。造化三神の御神勅「修理固成」は、森羅万象を立派に完成するのみならず、特に自己の心魂を正しくすることであり、さらに天照大御神の公明正大な御神徳「光華明彩」を体して修成道に励み、幸福な人生、社会を築くことを目指しています。
毎年4月初旬には大祭が執り行われます。
◆神道修成派
◇東京都杉並区松庵3-15-12
◇教派神道連合会 公式サイト:http://kyoharen.jp