■9月5日(旧7月24日)「旧地蔵ぼん」です。■

「地蔵盆(じぞうぼん)」は、「地蔵菩薩(じぞうぼさつ)」の縁日(24日)のことです。もともと「地蔵会(じぞうえ)」「地蔵祭(じぞうさい)」と呼ばれていましたが、24日が「盂蘭盆(うらぼん)」にあたることから、「地蔵盆」と呼ばれるようになりました。

地蔵盆は、寺のなかに祀られている地蔵菩薩を対象としていません。「道祖神(どうそじん、どうそしん)」信仰と結び付いた、路傍や街角、辻にたつ「お地蔵さま」が対象となっています。
「地蔵菩薩」は中近世以降、子どもの守り神として信仰されるようになりました。地蔵のある町内では、地蔵盆の日、地蔵の像を洗い清め、新しい前垂れを着せて化粧をするなどして飾り付け、地蔵の前に集って灯籠を立てたり、お供え物をして祀ります。

子どもたちは供養の菓子や手料理などを振舞われます。お地蔵さん巡りをして、お接待を受けることも。僧による読経が行なわれるところもあります。
近畿地方などでは「数珠回し(じゅずまわし)」を行ないます。数珠繰りは、直径2~3mの大きな数珠を囲んで座り、僧侶の読経にあわせて順に回す仏教の儀式です。「数珠繰り(じゅずくり)」ともいいます。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
地蔵盆は、子どもたちのお祭りです。最近では、廃れていた地蔵盆の行事を復活させて、地区の住民が世代を超えて参加することで町おこしに組み入れたり、地域の子どもたちのためにイベントを企画したりするところもあるようです。
季節の変わり目です。体調を崩さないよう気をつけてお過ごしください。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白







