2026.08.15
8月

令和8年(2026)8月22~23日 愛知県西尾市、諏訪神社「三河一色大提灯まつり」です。

■8月22~23日 愛知県西尾市、諏訪神社「三河一色大提灯まつり」です。■

愛知県西尾市一色町(にしおしいっしきちょう)に鎮座する「諏訪神社(すわじんじゃ)」は、全国に1万社以上ある「諏訪大社(すわたいしゃ)」(長野県)の分社のひとつで、長崎、神戸、四日市、横須賀、藤沢に次いで6番目に登録されています。「三河一色諏訪神社(みかわいっしきすわじんじゃ)」とも。主祭神として

「建御名方命(たけみなかたのみこと)」

を祀ります。「建御名方命」は、「大国主命(おおくにぬしのみこと)」の剛力自慢の息子で、記紀に記される「国譲り(くにゆずり)」神話に登場します。国土開発、耕作、雨乞い、狩猟の神と崇められます。また、主要な分社が海岸近辺にあることから、海上航海にも御神徳があるとされています。

第106代正親天皇(おおぎまちてんのう)の世、永録年間、当時、鎮守の神を持たなかった一色の地に守り神を招こうと村人たちが考えていたところ、日本六十六ヵ所の霊場に「法華経」を納め歩いていた行者がやってきて、信濃の諏訪大社より「諏訪大明神」の御分霊を請け、祠を建てて祀ったのが始まりと伝わります。

◆三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおじょうちんまつり)

「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」は諏訪神社の例祭で、例年8月第4土曜日・日曜日に行なわれます。

もとは神事として篝火(かがりび)を焚いていたのが発祥と伝わります。それが100年ほど続き、寛文年間(1661~1672)に提灯を献灯する祭りに発展したようです。

江戸中期には、経済的な余裕が生まれ、提灯の上部に覆いを付けたりと、次第に華美になり、大きさを競うようになって、現在の姿へと変わっていきました。

三河一色の6組(間浜組、上組、中組、大宝組、宮前組、諏訪組)が、それぞれ3本の柱に屋根型の覆いを付け、大提灯を2張りずつ掲げて神前で献灯します。

大提灯は長いあいだに張替えなど、幾度となく手を入れられて現在に伝わっています。提灯が大きくなる過程で、柱が2本から3本になり、骨の材質が竹から桧に変わりましたが、現在も諏訪組の提灯は昔ながらの竹の骨でできています。

「一色の大提灯六組」は昭和44年(1969)愛知県の有形民俗文化財に指定されています。平成6年(1994)から平成13年(2001)にかけて、約130年ぶりにすべての提灯が修復されました。

最長約10m、直径約5mの大提灯12張です。日中は古式豊かな絵模様が青空に映え、夜は境内を色鮮やかに照らします。「神楽桟(かぐらさん)」(ウインチ)を使って巨大な提灯を引き揚げる献燈準備も見ものです。

諏訪神社
◇愛知県西尾市一色町一色宮添129
◇名鉄西尾線「西尾駅」「吉良吉田駅」よりバス
◇国道23号線「西尾東IC」より20分
◇公式サイト:https://www.katch.ne.jp/~suwa-jinja/

◆三河一色大提灯まつり(西尾市観光協会):https://nishiokanko.com/list/special/lantern/
◆三河一色大提灯まつり(愛知県の公式観光ガイド Aichi Now):https://www.aichi-now.jp/spots/detail/145/

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