2026.05.16
5月

令和8年(2026)5月23~25日 東京、湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)「例大祭」です。

■5月23~25日 東京、湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)「例大祭」です。■

東京都文京区湯島、切通坂(きりどおしざか)の上にある「湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)」は、雄略天皇の御宇2年(458)、勅命により創建と伝わります。旧社格は府社。現在は神社本庁の別表神社。通称は「湯島天神(ゆしまてんじん)」、旧称「湯島神社(ゆしまじんじゃ)」。関東地方では、最も古い歴史を持つ「天神様」です。

雄略天皇2年(458)勅命により創建と伝わります。当初「天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)」を祀っていましたが、正平10年(1355)湯島の郷民が「菅原道真公」を慕って文道の大祖と崇め合祀して「天満宮」となりました。

文明3年(1478)、江戸城を築城した「太田道灌(おおたどうかん)」が再興。天正18年(1590)江戸城に入城した「徳川家康(とくがわいえやす)」の崇敬篤く、翌19年(1591)に豊島郡湯島郷のうち5石の朱印地(しゅいんち)が寄進されました。

現在、学問の神様「湯島天神」として全国的に知られ、毎年多くの受験生が合格祈願に訪れます。

また、江戸時代より「梅の名所」として庶民に親しまれ、2月から3月にかけて約300本の梅が敷地内を彩り「梅まつり」が開かれます。泉鏡花の小説『婦系図(おんなけいず)』を原作とした映画『婦系図 湯島の白梅(おんなけいず ゆしまのしらうめ)』(1955年、衣笠貞之助監督)の舞台としても有名です。

「天神祭(てんじんまつり)」と呼ばれる例大祭では、神輿渡御、白梅太鼓(しらうめたいこ)が奉納されるほか、江戸の里神楽(えどのさとかぐら)、生花展、盆栽展なども催され、露店も立ち並び夜遅くまで賑わいます。

湯島天満宮
◇東京都文京区湯島3-30-1
◇地下鉄千代田線「湯島駅」徒歩2分、銀座線「上野広小路」徒歩5分
◇都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」徒歩5分
◇JR「御徒町駅」徒歩8分
◇公式サイト:https://www.yushimatenjin.or.jp/

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

室町時代中期の天台宗の学僧であり歌人でもあった「尭恵(ぎょうえ)」が、五條天神社に参詣したあと湯島を訪れたとき、野梅の香りがさかんに漂ってきました。これが「北野御神」(湯島天神)の梅だと聞いて一首。
 忘れずは東風(こち)吹きむすべ都まで遠くしめのの袖の梅が香
道真の有名な句「東風吹かばにほひをこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」の本歌取りです。むかし「上野」が「忍岡(しのぶがおか)」と呼ばれていたころの、武蔵野の風趣が感じられます。

季節の変わり目です。お出かけの際には、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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