2026.02.18
2月
3月
雑節・歴注・撰日

令和8年(2026)2月25日~3月3日「大犯土(おおづち)」です。

■2月25日~3月3日「大犯土(おおづち)」です。■

「大犯土(おおづち、おおつち)」は、選日(せんじつ)のひとつで、庚午(かのえうま)の日から丙子(ひのえね)の日までの7日間をいいます。8日目の丁丑(ひのとうし)の日に、差し障りのない「犯土間日(つちまび)」を置きます。9日目の戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の7日間「小犯土(こづち、こつち)」とします。

◆犯土の期間中慎む作業

「犯土」の期間は、大地に感謝し、「五行説」の「地(土)」の力を養うとされています。おのずと「土を犯してはならない」とされ、穴掘り井戸掘り、築堤、築墓などの土木工事、種蒔き、下刈り、伐採など土木作業の一切を慎む日とされます。特に屋敷内の土木作業は災いを招くとされ、家主が災を被ります。

◆木々の活動低調期

野山の木々にも、活発な時期と低調な時期があります。大犯土・小犯土の期間中は、樹木にとって低調な時期にあたり、この時期に伐採すると材木に虫が入りやすく、早く腐りやすいとされています。したがって除伐、下草刈りなども避けたほうがよく、新築では竣工を急ぐとせっかくの材木が早く腐ってしまいます。

科学的な根拠の有無は別にして、林業や建築に携わる人びとは暦の「犯土」を経験的に重要視しています。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

現代社会では「大犯土」「小犯土」は科学的な根拠のない迷信であると軽んじられています。近年は暦に従って生業を営むことが難しい時代になってきました。
経験的に積み上げられた大自然の法則を統計的に生かしてきた暦について、ほんのすこし振り返ってみましょう。暮らしのなかで木や土と関わることが多いかたや、工務店、建築業・林業のかたは、工事などの日程を調整して不慮の事故を未然に防ぎましょう。
この時期、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

この記事をシェアする
   

関連記事

人気のタグ

  • その他人気タグ: