2024.06.10
6月

令和6年(2024)6月14~16日  北海道神宮例祭「札幌まつり」です。

■6月14~16日  北海道神宮例祭「札幌まつり」です。■

「札幌まつり」「北海道神宮」の例祭のことで、1世紀以上の歴史がある祭りです。山車や神輿など約1千人の行列が市内を練り歩きます。北海道神宮のほか、中島公園(なかじまこうえん)内にも500店ほどの露店が並びます。

北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)」は、明治4年(1871)国幣小社に列せられ、翌年6月15日をもって例祭日とされました。

「大国魂神(おおくにたまのかみ=北海道の国土の神)」「大那牟遅神(おおなむちのかみ=国土経営・開拓の神)」「少彦名神(すくなひこなのかみ=国土経営・医薬・酒造の神)」「明治天皇(めいじてんのう=近代日本の礎を築いた天皇)」の四柱の祭神を祀ります。

明治2年(1869)、当時「蝦夷地(えぞち)」等と呼ばれていた北海道は、日本の国土としてより明確にするため、「北海道(ほっかいどう)」と名付けられました。

明治2年(1869)9月1日、明治天皇の詔(みことのり=天皇のお言葉)により、東京にて「北海道鎮座神祭」を斎行、北海道の開拓・発展の守護神として、「大国魂神・大那牟遅神・少彦名神」の三柱が鎮斎されました。その御霊代(みたましろ=神様が宿った依代。鏡や剣等)は、東京から函館へ、そして札幌へと移されました。

明治3年(1870)5月に仮社殿を建立。現在の鎮座地に社殿が建立されたのは明治4年(1871)。「札幌神社」と名付けられました。昭和39年(1964)「明治天皇」を加えてお祀りし、社名も「北海道神宮」と改称しました。

現在の社殿は、昭和49年(1974)放火により焼失の後、昭和53年(1978)に復興されたもの。約18万平方メートルの境内地は桜の名所としても知られ、市民に親しまれています。

北海道神宮
◇札幌市中央区宮ヶ丘474
◇東西線「円山公園駅」徒歩15分
◇JR「札幌駅」タクシー15分
◇公式サイト:http://www.hokkaidojingu.or.jp
◆札幌まつり(北海道神宮):http://www.hokkaidojingu.or.jp/festival/

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

本州では早くも梅雨の時期ですが、北海道には梅雨がないと言われます。しかし近年の気象の変化で、この時期、北海道でも雨の降る日が増えているそうです。温暖化がもたらす気象の変化でしょうか。
筆者敬白

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